ホットチョコパフェ
ほっとちょこぱふぇ
概要
『リコリス・リコイル』第8話でのこと。
千束が高額な特製ゴム弾を撃ちまくっていたり、赤字の「錦木千束スペシャルエレガントパフェ(¥1,200)」を売ったりしていた影響で、実は慢性的な赤字経営だった喫茶リコリコ。そこで立て直しを買って出て経理に就任したたきなは緊縮策も行いつつ、様々な改善策を打ち立てる。
そのうちの一つとして、たきなはあるメニューを考案するのだが……
よりにもよってこれである。一応厚みのあるパンケーキの上にチョコのソフトクリームを載せてチョコソースをかけた物ではあるのだが。
※ちなみに「ホットチョコパフェ」の名称は喫茶リコリコ公式Twitterより確認。
たきなの美術センスが壊滅的なのは前話で露呈したのだが、このデザインに関してもそれが改めて分かる状況である。というよりも見た目が明らかにあれ。
「寒くなって来た今の時期においしいホットチョコたっぷりのパフェです！」と自信満々のたきなに対し、ミズキは唖然、直後やってきた千束も具体的名称を挙げて指摘しようとするも、ミズキの制止とたきなの自信たっぷりな表情を受けて「うん…いいんじゃないかな…？」と明後日の方向を見ながら言ってしまう。
そしてこのまま出してみたところ、これがSNS上でネタ的な意味で大ウケし、行列ができるほどの大人気メニューとなってしまった。
結果経営立て直しの原動力となり黒字化へ。ここから食洗機や接客ロボット・ロボリコの導入、さらにはクルミと組んでの投資にまで手を広げることになる。
（ちなみにSNSの反応は概ね「美味しいが見た目がヤバい」であり、味自体の評価も低くなかったことは言い添えておく）
ところがどっこい。たきながクルミのパソコンを覗き見たところ、画面に映るSNSの投稿を見てようやく真実に気づいてしまう。たきながパフェを止めると言い出したのは言うまでも無い。
（しかもトイレのSEが流れたり、ロボリコが「流しておきます」ミズキが「あっ！チッ！クソが！」と言うなどネタを畳み掛ける徹底っぷりである）
元ネタ？
実は2020年2月にコメダ珈琲店が高級チョコレート専門店として知られるゴディバとコラボレーションしたシロノワール、ショコラノワールがあるのだが……
これなのである。いつも上に乗るソフトクリームをチョコにしチョコソースをかけた物で、この時点でSNS上では大受け。結果人気が出過ぎて早々と販売終了となってしまった。ある意味ホットチョコパフェと似た状況である。
登場話である第8話が放送されてみると、ホットチョコパフェを見た人の中には、即座にこのショコラノワールを連想した人も多くいたのだ。
そう、クリームの断面が円形だったために前述の通り妙なデザインになってしまったのである。
関連イラスト
千束が持っているのが冒頭で触れたエレガントパフェ。
