もしかしなくても→うんこ
概要
狩猟採集を主とする文化圏において、野生動物の糞は獲物の健康状態や位置の特定など重要な情報の塊になる。
ウコチャヌプコロとオチウなど、人間と動物で言葉を分けることもあるアイヌ語だが、これは動物、人間を問わず使用できる。
なお、アイヌでは成人以前に名乗る幼名に悪いカムイや良くない運気が寄りつかぬようあえて酷い名前を付けることがあり、『ゴールデンカムイ』作中に登場する少女オソマ(言わば『うんこちゃん』)はそう言った理由から。
ゴールデンカムイでのオソマ
…それ以外にもゴールデンカムイでは度々オソマネタが頻出し、ありとあらゆる場面でオソマが物語を動かす鍵になったり、ならなかったり、そうでなくても嗅いだり、ヒグマのを全身に塗りたくったりされる。
挙げ句の果てに、アイヌのアシリパは、見たことがなかった味噌やカレーを初見でオソマ扱いしており(ただし、初見では嫌悪感を示したものの、一口食べてみて「美味しいもの」だと分かると好物になっている)、メイン画像のイラストはカレーをオソマ扱いしているアシリパの表情のパロディ。
カレーの説明では「食べてもいいオソマ」なるパワーワードまで登場した上に、公式グッズでも「食べていいオソマ」(※山椒味噌)が登場している。
なお、ゴールデンカムイの実写映画で主題歌を担当したACIDMANの大木伸夫は、「映画主題歌のオファーが来た時点で曲のイメージが浮かび、オソマのふりをしてトイレに駆け込み、思い付いたアイデアをボイスレコーダーに吹き込んだ」という「わかっている」コメントをしている。
オソマには事欠かない。多くの人間にオソマという単語が広まったのは、間違いなくゴールデンカムイの功績(?)だろう。
なんだこのオソマンガ