概要
CV:小杉十郎太
ヴァンパイアシリーズの第2作、「ヴァンパイアハンター」におけるストーリー上の主人公にあたる人物。
身長194cm、体重98kg。
人間とダークストーカーの混血(所謂ダンピール)であり、子供の頃にひょんな喧嘩から魔族の力が暴走し、街の住民と自身の母を自分の手で殺すという大量殺人を引き起こす。以降は自分の力を制御するためにチベットの寺院に篭り、長期間修行に打ち込んでいた。自分と似た境遇の少女のアニタを孤児院から保護し、迫害から守っている。
厳しい修行によって魔族の力を抑え込んではいるものの、それでも血の疼きは収まることはなく、やがていつかは完全に意識を飲まれ、魔の存在となってしまう事を己の宿命と悟っている。自分やアニタのような悲しみを生まないために、自分の力が覚醒する前に全ての魔族を狩ることを心に誓い、ダークストーカーズとの戦いへと足を踏み入れる。
魔剣ダイレクと巨大な数珠を扱い、各種エレメントを召喚したり、自身が魔人化することが可能である。狩った獲物を封じ込めるための棺桶を持ち歩いており、勝利ポーズ時に登場する場合がある。棺桶の内側は全面に棘がついており、どういうわけか、アニタの人形の首が中に入っている。
人間を守るために戦った彼だが、最終的には力を抑えきれずにダークストーカーへと変貌してしまう。10年後、成長したアニタが姿を消したドノヴァンを思い出すが、そこにいたのはルーマニアの森の奥の館に若い娘を拉致して生き血を吸う、悲しげな瞳をした魔物の存在であった。彼は僅かに残った理性にしがみつきながら闇の意識の中で生き続け、アニタの名をぽつりと呟く。
関連キャラクター
ディー…ドノヴァンに似たキャラクター。