概要
メインストーリー『新たなる世界編』の第2章「導かれし出会い」の断章。
昨年と同様、メインストーリーの続きという形で展開されるシリーズもの。
あらすじ
エクセリアの死に心を痛めるイクシア。
対立を深めるエレノアとディラン。
故郷滅亡の真相に迫るアレス3兄弟。
世界を旅するジンとサヤの兄妹を巻き込み、因縁の地ハルモニアで運命が交錯する――
主要人物
絶翼の異物エレノア
並行世界から訪れたもう一人のエレノア。
黒ディランの後を追うイクシアについていく形でハルモニアに訪れる。
11話にてヴィシャスと融合した黒ディランに追い詰められるものの、イクシアがもたらしたキングスロードに似た光を受ける。
最初はその膨大な力に精神が光に呑まれかけるも、持ち前の精神力とアイリス様を思う気持ちで耐えきり、新たな力とエピタフの枷からの解放を得ることができた。
〈破壊〉を御する者サヤ
<破壊>の力を受け継いだ兄妹の片割れの少女。
兄と共にハルモニアを観光していた最中、黒ディランがハルモニアに対して戦争を仕掛けてきたため、国全体が混乱状態になり兄とはぐれる。
その後通りがかりの女性たちを助ける(?)ヴィシャスに助けられ、彼らの会話の「ディラン」という名前から色々察し、黒ディランを止めるために普通なら知りえない家名や兄弟の名前を言い当て、怪しまれつつも彼らについていくことになる。
14話にて、圧倒的実力によりエレノアたちを追い詰めるヨハンに対抗するため、<破壊>を全力で発動し、力に呑まれかけるもギリギリのところで踏みとどまり、<破壊>を大出力で使用しても自我が呑まれない、というところにまで成長した。
<破壊>人格ほどの大出力は出せないものの、<破壊のルーン>の影響から<破壊>を使用しても肉体は損傷せず、またノエルが負傷した際は、「傷を受けた」という事象自体を破壊するという、<破壊>人格でもできない(というより、できたとしてもやろうとしない)ことができるようになった。
魔獣と共に歩む者ディラン
並行世界から訪れたもう一人のディラン。
魔獣結晶というルーンより抽出した結晶を利用し、死者の遺体を魔獣に造りかえることができ、元居た世界では<魔獣王>と呼ばれていた。
この世界での因縁の決着とエピタフの枷からの解放、すなわち黒エレノアとの決別のため、ハルモニアに対して戦争を仕掛ける。
8話にて研究所内にある混沌のルーンから抽出した魔獣結晶のオリジナルを直接肉体に移植し、魔獣の完全支配と魔獣との同化能力を得た。
そして魔獣ヴィシャスと同化することによって、反撃できないためとはいえ高い戦闘力を有する黒エレノアを圧倒するほどの戦闘力の習得とエピタフによる同士討ち対策の枷の無効化を成しえた。
ヴィシャス(並行世界)
黒ディランと共に白猫世界に訪れた並行世界のヴィシャス。
魔獣化した影響か人の言葉は話さず、その圧倒的戦闘力で敵勢力を蹂躙する。
今回は黒ディランと同化する関係上戦闘シーンはほとんどない。
その分黒ディランの戦闘力増強には十二分以上といえる。
ノエル(並行世界)
黒ディランが元居た世界で既に亡くなっている並行世界のノエル。
ハルモニア王国の研究所で真実を知り、動揺したディランに注意を促したその一瞬のスキを突いた攻撃により致命傷を負い、ディランと共に研究施設から逃亡する最中息を引き取る。
その死はディランを闇の道へ誘うにはあまりにも十分過ぎており、今回ガチャで登場するディランの覚醒絵には…
イクシア
今シリーズ最重要キャラクター。
黒ディランの後を追う形でハルモニア王国に向かう。
19話にて本来は黒エレノアの敵、グラハムに懐いていることに対して黒エレノアから忌々しく思われている。
今回はさすがに前回までのような特殊技能(黒ディランの魔獣生成)の習得はなかったが、メインストーリー第2章で習得した神気剣を出力制御した状態で使用したり、11話の黒エレノアの覚醒の要因となったキングスロードに似た光の生成など、今回も謎を深める描写が数多くあった。
ジン
<破壊>の力を受け継いだ兄妹の片割れの少年。
サヤと共にハルモニアを訪れており、新聞での黒エクセリアの一件を知ってナイーブになったサヤを気遣い、
ディラン
アレス騎士団団長にして、アレス王家長男。
アレス王国を襲撃した魔獣について調査するため、兄弟である二人とグラハムの四人でハルモニア王国に潜入する。
16・17話にてありえたかもしれない未来の自分である黒ディランに弱さ・甘さ・愚かさを指摘され、その圧倒的力の前に敗北。
彼を庇ったノエルが致命傷を負い、サヤがいなければ死亡していたほどの危険な状態になった。
黒ディランが立ち去りノエルを治療後、サヤから黒ディランの元居た世界でのことを聞く。
その後覚悟を決め再び、王宮前広場で黒ディランと一騎討ちで戦う。結果は…
ヴィシャス
<王の眼>の異名を持つ暗殺者であり、アレス王家次男。
高い戦闘力を持ち、寡黙な性格だが女性(おなご)に対して目がなく、今回もディラン・ノエルがハルモニア襲撃の混乱に乗じて研究所に侵入する作戦を立てている中、一人危険な目に遭いそうな女性を助けながらナンパする。
ノエル
アレス王国次期国王にして、アレス王家三男。
アレス三兄弟の中では最も戦闘力は低いがアレス王家の人間としての責任感は誰よりも強く、また戦術面での慧眼も優れている。
そのせいもあってか、ディラン・ヴィシャスに頼られ、また二人ともバカなため基本ツッコミ役に徹することが多い。
グラハム
<剣鬼>と呼ばれるほどの実力を持った老人。
アレス三兄弟に頼まれ、ハルモニアの調査のため彼らと共にハルモニアを訪れた。
調査のための具体的な作戦をノエルに丸投げした様子を見て、「軽々しく依頼を受けるべきではなかったか」と心の中でつぶやいた。
エレノアからもう一人のエレノアについての話を聞いており、その目的について知っていたが彼女とイクシアを助ける。
主人公 アイリス キャトラ エレノア クロカ シロー
飛行島の冒険家たち。
ルーンドライバーが指し示したハルモニア王国に到着すると、王国は魔獣たちの戦争状態となっており、かなり混乱していた。
ヨハン・ハルモニア
CV:石黒史剛
ハルモニア王国国王にして、万能の天才と呼ばれるほどの男。
実父であるハルモニア王国前王を謀殺し、その玉座を簒奪。
その後の戦争においても不敗を貫き通しており、アレス王国を含む数多くの国々を併呑してきた。
ディランの実の父であり、彼を自分の意志で捨てたことを語る。
このように非常に冷酷な性格をしており、人間を殺すことや実験の被検体にすることに何の躊躇もない。
また作中きっての外道でもあり、アレスを滅ぼしたのも、アレスの所有する古代兵器がどれほどのものなのか?自分の魔獣技術の方が優れているのではないか?本当なら手に入れて研究したと思ったか、というものであり、端的に言えば暇つぶしでアレスを滅ぼしたという。
他の追随を許さないほどの圧倒的な戦闘力を持ち合わせており、その実力は白猫世界でも高い戦闘力を有しつつ、イクシアによって新たな力を得た黒エレノアが目に見えて動揺するほど。
黒ディランが元居た世界でも同様で、<王の眼>の異名を持つヴィシャスを一撃で瀕死にするほどの力を持つ。
魔術においても、白猫世界における3属性すべてを、圧倒的火力で使用することができる。
戦闘力だけでなくて地頭もよく、戦争においては前述のとおり無敗。
現在のハルモニア王国の主戦力である「人間の遺体を利用した魔獣生成」を発明したのも彼であり、科学者としても非常に優秀なことがうかがえる。
加えていわゆる才能型の天才であるため、理論上は可能なことはすぐに何でもできる。
例を上げるとすれば、黒ディランが8話で行った魔獣結晶を使った魔獣との同化を一切のダメージ描写無しにこなしてしまうなど(黒ディランが同化した際はかなりの激痛の描写があり、ヴィシャスとノエルを失った痛みで何とか精神を保たないといけないほど。激痛は後述の理由があるかもしれない)。それ故にあらゆることに退屈している。
かつて黒ディランが元居た世界で彼を討つことに成功しているものの、その実状は彼が他国と戦争している最中奇襲の形で魔獣兵をぶつけ、兵の数で何とか押し切ったというもの。しかもその勝利も運の要素が大きかったと黒ディラン本人が語る。
※ネタバレ注意
エピタフから黒ディランのことを聞いており、今回のハルモニア王国襲撃と潜入調査が重なったことに対し、エピタフが一枚嚙んでいることを見抜き「興が削がれる」と愚痴る。
また、エピタフからの情報から事前に研究施設内の魔獣結晶に細工を仕込み二人が殺しあうよう仕向ける。
最終決戦後の死に際、自身が負けることに笑うも、その笑いはすぐさま絶望に変わる。
これまで経験したことがない異常な寒さと体の重さを体感し、自分が死ぬという事実を受け入れられず「死にたくない」とつぶやきながら死んでいった。
これまでの白猫プロジェクトのイベントでも屈指の戦闘力と外道さを兼ね備えたヨハンは、いかにも人間らしいことを考えながら死ぬこととなった。
PV
エピソード
エピソード数 | エピソード名 |
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エピソード1 | LiNK Horizon |
エピソード2 | LiNK Dragner |
エピソード3 | LiNK Fragment |
エピソード4 | ??? |