黒サガ
くろさが
概要
神のような男のもつ、もうひとつの人格。悪魔のような邪悪の心をもったサガ。
シオンが新教皇にアイオロスを指名したことを契機に、心の奥底に眠っていた悪の人格が発現。神のような人格と悪魔のような人格の二重人格に苦しむことになったがサガが言うようにアテナにしか治せぬものではない。病院へ行け。
悪魔の人格に囚われた末に教皇シオンを暗殺し教皇になりすます。更に、アテナを暗殺しようとするがアイオロスに阻まれたため、アテナを連れて逃げたアイオロスを兄のように慕っているシュラに殺すように命令し、シュラの追ってから命からがら逃げきったアイオロスにアテナ暗殺の濡れ衣を着せた。そして、アイオリアは逆賊アイオロスの弟として黄金聖闘士でありながらも迫害され十二宮編で真実が明らかになるまで辛い13年間を送る。
一人称・容姿
一人称はサガは「わたし」で黒サガは「オレ」・「わたし」
目は瞳は青から黒になり白目は赤くなる。
原作では、善の人格の時の金色の髪の色で悪の人格の時はベタ塗りで黒の髪の色に変わる。アニメでは、善の人格の時の青色の髪の色で悪の人格の時は灰色の髪の色に変わる。ファンアートでは白髪で描かれる場合も多々ある。
なので、ファンの間では悪サガを「黒サガ」・サガを「白サガ」と呼ぶ。もちろん公式呼びではない。
一体いつから悪の人格なのか
シオン暗殺のためスターヒルの祭壇まで登ったのは、サガであり黒サガではない。
アテナを暗殺しようした時、黒サガの目は赤くなっていなかった。直後アイオロスに阻まれ、教皇のマスクが外れた時は髪が黒かった。
アニメでは当時お茶の間を騒然とさせた、サガの入浴シーンでのサガと黒サガの会話を聞いていると、元凶を作ったのは黒サガなので仕方なくだが教皇になりすましているのはサガ自身だ。
黒サガのようだが、髪の色が変わっていない時もある。
二重人格といえど、サガ自身が持っていた悪の心が善の心に負け生み出したもうひとりのサガ自身なのだろう。
だから前兆としてカノン幽閉。アイオロスへの嫉妬。アイオロスよりも自分の方が優れているという思いが新教皇に指名されなかったシオン暗殺に繋がり、元から持っていた野心がアテナを暗殺・聖域そして地上の支配へ繋がったのだろう。
ナルシスト疑惑
「おまえの体はいつみても美しい」「神がつくりあげた最高の芸術」「いや最高の芸術とはオレたちのことかな」(黒サガ談)これにはサガは否定はしていない。