プラズマ
ぷらずま
気体を構成する分子が部分的に、または完全に電離し、陽イオンと電子に分かれて自由に運動している状態。不可思議な現象・超常現象を”それはプラズマ”と片付ける大槻教授の理論を由来として、不可思議・理解不能な作品にこのタグがつけられることもある。
概要
気体を構成する分子が部分的に、または完全に電離し、陽イオンと電子に分かれて自由に運動している状態である。プラズマ中の電荷は、異符号の電荷を引き付けるため、全体として電気的に中性な状態に保たれる。
また、構成粒子が電荷をもつため、粒子は電磁場を通して遠隔的な相互作用をすることができ、離れた領域にある粒子の運動に依存したふるまいをする。このように、分子からなる気体とは大きく異なった性質をもつため、プラズマは物質の三態、すなわち固体、液体、気体とは異なった、物質の第四態といわれる。
不可思議なモノに対する表現
由来は大槻義彦による超常現象の正体をプラズマとした論文やそれに基づく本人の発言である。
大槻教授は元来超常現象や霊的現象として認知されていたオカルトな話題「火の玉」・「ミステリーサークル」・「キャトルミューティレーション」等において大真面目に科学的見地から研究を重ね「プラズマ現象を起因とする現象である」と理論証明した人物である。
UFOや宇宙人襲来説で有名なたま出版編集長・自称超常現象研究家の韮澤潤一郎氏とは犬猿の仲であり、TV番組での討論で白熱するのが一種の珍獣ショーとして取り扱われるほど。
UFO映像や発光現象を韮澤潤一郎氏が宇宙人の云々等との説明に対して、この時大槻教授が反論する決まり文句として”プラズマ現象”を特に用い、文脈では"それはプラズマ"と言い切ることが多い。
そのことから、超常現象や不可思議なものとして結論づけられる物事に対して"プラズマ"="理解不能"・"不思議"等の意味合いを込めて一言で説明できる文言として用られるようになった。
用法
- 「それはプラズマ」
- 「すべてプラズマ」
- 「プラズマで説明できる」
- 「プラズマ現象」
- 「プラズマによるもの」