データ
概要
生い立ち
2020年4月27日に北海道日高町にある槇本牧場で母の3番仔として産まれた。
1歳になると2021年度のセプテンバーセールにて275万円という安値で落札された。競り落としたオーナーによると、ユメノホノオがオーナーをじっと見つめており同行者から逆指名であるから買う事を勧められて購入したという。
2歳
高知の田中守厩舎に入厩し能力試験を合格。新馬戦は1着馬から2秒以上離された4着だったが2戦目の2歳特別戦で7馬身差つけての初勝利。その後2歳特別戦と2歳準重賞をそれぞれ1勝して3連勝を飾り、高知2歳重賞の黒潮ジュニアチャンピオンシップに出走するも前走で破ったハチキンムスメの4着に敗れる。
その後2歳準重賞ともう一つの高知2歳重賞である金の鞍賞に出走しそれぞれ2着馬に8馬身と大差をつけて圧勝して2022年度の最優秀2歳馬に選出され、名実ともに高知2歳チャンピオンに輝く。
3歳
2月から復帰。3歳準重賞を2連勝して年内3戦目に重賞の土佐春花賞に出走する。ここには前走でユメノホノオに3馬身差までくらいついたオブリビッグマミーと門別でデビューし兵庫ジュニアグランプリを含めて複勝率100%という安定した成績と高知の古馬B級特別戦やJRA認定の門別2歳OP戦などを勝利した実績馬デステージョが参戦したが、デステージョに3馬身差をつけて重賞2勝目。(この時ユメノホノオ、デステージョ、オブリビッグマミーの三頭はレースレコードタイムを出していた。)
4月の高知三冠の一冠目である黒潮皐月賞も後方に9馬身差以上つけてデステージョとのマッチレースとなりそれを競り勝つと、準重賞の山桃特別も2着に8馬身差つけて圧勝。
6月の高知優駿も南関重賞を2勝した浦和のポリゴンウェイヴやデステージョ、JBC2歳優駿5着のタイガーチャージ、佐賀皐月賞馬の九州産馬ネオシエルといった他地区からの強豪が出走していた。
レースはユメノホノオが大きく出遅れをしつつも第2コーナーからじわじわと上がっていき、第3コーナー過ぎで先頭に立つと更に加速していき上がり最速の脚で後続に2.1秒差の大差をつけて圧勝し、高知二冠馬となった。(確認できる限り高知優駿史上最大着差)