概要
正式名称は『暴食のベルセルク~俺だけレベルという概念を突破する~』。
2017年1月、オンライン小説投稿サイト『小説家になろう』にて連載が開始する。作者は一色一凛氏。
後に2022年2月22日に別の小説投稿サイト『カクヨム』でも連載が開始するが、2022年3月27日に『小説家になろう』の方が削除される。
後にGCノベルズから書籍化。既刊8巻。イラストはfame氏が担当。
コミックライドでコミカライズ版が連載。既刊9巻。滝乃大祐氏が作画を担当。
レベルという概念が存在する異世界で、スキルによって人生が左右される中、《暴食》スキルの所為で不遇な人生を歩んでいた主人公が、後に《暴食》スキルの真価を発揮し、最強の道を歩む異世界ファンタジー作品。
あらすじ
スキルの優劣が絶対の世界で、城の門番であるフェイトは《暴食》という腹が減るだけの役に立たないスキルを持ったせいで最底辺の生活をしいられていた。
ある日、フェイトは城に忍び込んだ盗賊を殺した時、真の力に気がついてしまう。
《暴食》は殺した対象の魂を喰らい、力をすべて奪ってしまうスキルだと……。そして、空腹感は初めて満たされていた。
このことをきっかけに、フェイトは次第に頭角を現していく。のちにレベルの概念を越えて、際限なく強くなる姿から畏怖の念を込めて、こう呼ばれた……「暴食のベルセルク」と。
登場人物
- フェイト・グラファイト(CV:逢坂良太)
殺した相手からスキル、ステータスを奪い取る《暴食》の大罪スキルを持つ少年。
無能と蔑まれ、最底辺の生活を強いられていたが、自分を救ってくれたロキシーを策謀から守るため、《暴食》スキルで相手の能力を貪り(むさぼり)食らい成長していく。
- グリード(CV:関智一)
フェイトが武器屋で手に入れた黒剣の"大罪武器"。
意志を持ち、読心スキルを通じてフェイトと会話することができる。
口は悪いが、頼れる相棒。
- ロキシー・ハート(CV:東城日沙子)
王国の五大名家のひとつ、ハート家の令嬢にして聖騎士。
亡くなった父に代わって当主を務め、民に慕われる人格者。
フェイトのことを気にかけ、ハート家に雇う。
- マイン
フェイトが出会った謎の少女。白い髪と褐色の肌をもつ「ガリア人」のひとり。
アニメ
ACGTによりテレビアニメ化される事になった。2023年10月から放送される予定。
関連動画
ティザーPV