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見返り美人図の編集履歴

2023-07-25 09:43:21 バージョン

見返り美人図

みかえりびじんず

江戸時代の画家(浮世絵の確立者)・菱川師宣による著名な肉筆浮世絵。

概要

見返り美人図は、江戸時代の画家、菱川師宣の代表作。

緋色の衣装をまとった女性がふと振り向く(見返る)様子を描いた肉筆浮世絵である。


現在は東京国立博物館蔵。


切手

日本郵便郵政省日本郵政公社)による切手の図案に採用された事がある。しかも複数回。


特に1948年の切手趣味週間に発行された記念切手は戦後すぐの事で発行枚数が少なく、切手趣味者の国内人口も少なかった(要は多くの人が買ってもすぐに普通の切手として使われた)事もあり、翌年発行の「月に雁」もろともバブル期などには(無論、未使用である事や完品シートである事や経年劣化および保管状況による劣化が無い事、など様々な厳しい条件の下でだが)非常識な高値がついていた事で知られ、現在でも切手収集趣味を代表する切手、昭和期の切手少年の憧れ(要は郵便趣味系おっさんorじいさんホイホイ)として知られている。

なお、価値に関してはバブル崩壊の余波やネットオークション&ネットフリマによる個人売買の活発化、かてて加えてネット社会の隆盛による個人郵便規模の縮小に伴う郵便趣味の市場規模の縮小によって暴落とまではいかない(まぁバブル期当時に投機目的で買ったような人にしてみれば大暴落と言っていいかもしれない)ものの、それなりの値段にまでは落ち着いており、シートではなかったり美品でないものに関しては結構(下手すりゃ二束三文で)出回っていたりする。

ただし、そういった意味でも有名な切手なのでカラーコピーによる偽物も多く出回っていた時期もあったのでご注意(あと切手のコピーは犯罪です)。ネットオークションやネットフリマに関して言えば、もう素人は手を出さない(あるいは価値の無いサンプル品を、あえて買うつもりで購入する)のが無難である。


平成時代に複数回(1991年1996年)記念切手として図案採用されたのも、そういう(人気による)経緯によるものであったりする。

1991年の記念切手は郵便事業120周年記念切手として出されたもの、1996年の記念切手は郵便の歴史を振り返る記念切手の第1弾として「月に雁」とのセット印刷で出されたものである。


外部リンク

東京国立博物館名品ギャラリー『見返り美人図』

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