概要
クレーの母・アリスが属する、彼女と同様「魔女」と呼ばれし何らかの法外な力を持った女性たちによる無国籍グループ。
当初よりアリスの裏設定として存在はしていたが、Ver3.5のモンドイベント「風花の吐息」にて本格的に語られた。
活動内容はとある古樹(=世界樹)の研究をしている、とのことだが、行動を共にするチームや組織というほどのお堅い関係ではなく、実際には偶々意気投合した実力者達による同好会といった方が近い。
昔より定期的に「お茶会」と呼ばれる集会を開いては、互いの近況報告をしている模様。
かつては風神バルバトスに挑むという「ヤンチャ」もしていた様だが、非戦主義者の彼に説き伏せられ和解して以降は、モンドの空に用意してもらった専用の浮島で「お茶会」を開くようになった。
メンバー一覧
設立時のメンバーは8名だが、全員が長寿の存在ではなかったため、現在は数名が故人で、集会の機会も減っている模様。
それぞれイニシャルのコードネームで呼び合う習わしが存在する。
- コードA「アリス」
ご損じクレーの母にして、流浪のトラブルメーカーであるエルフの大魔女。
詳細は本人の記事を参照。
- コードB「バーベロス」。
モナの占星術の師で、彼女が「おばば」と呼ぶ存在。モナの神の目は、彼女から貰ったアクセサリーを原型としている。
まさしく老魔女ような口調で話し、モナ曰くケチであり食材の相場を知らず、怒らせたら命がないとの事。
- コードJ「I・イヴァノヴナ・N」。
魔女の一角だが、結婚により生涯の伴侶と共に過ごした…が、夫が病に苦しんでいる際「楽にしてあげたい」と手にかけてしまった模様。種族は人間だったらしく、現在は寿命により他界している。
ちなみに、彼女の結婚記念日が風花祭の始まりらしく、今は子孫であるスカーレットが後継者を志願している。
- コードM「アンデシュドッテル」。
モンドの書籍で入手できる、「イノシシプリンセス」の執筆者。
作家が魔女の一角…とも思われるが、アリスをして「偉大な人間」と尊敬する程。こちらの生存は不明だが「J」同様、寿命の存在する人間であることが示唆されている。
- コードN「ニコ」。
アリス曰く、「世界が変動を起こす時、予言者のように人々に暗示する」「脳裏に話しかけるのが好き」との事。
放浪者を取り巻くストーリーにおいて、「世界樹による情報改変」という世界の変動が起こった際、ストーリーの終わり際に旅人の脳裏に意味深な事を言い残した女性がおり、旅人もその女性がニコでは無いかと察する。
- コードL「レインドット」
カーンルイアの学者であり「黄金の錬金術師」と呼ばれる。「魔龍ドゥリン」や「人造人間」であるアルベドの産みの親。
カーンルイア人が編み出した錬金術「黒土の術」の極点に唯一達した彼女は、人工生命体を自在に産み出せ、獣域ウルブズや黄金王獣も遺棄された失敗作の成れの果て。だが、そうした魔をばら撒く行き過ぎた錬金術は、天理がカーンルイアを危険視し根絶やす一因となった。
現在は愛息子としたアルベドをアリスに託し行方不明だが、ダインスレイヴ同様「不死の呪い」の影響下にあると推測されている。