世界樹(原神)
げんしんのせかいじゅ
本記事には魔神任務第3章・間章第3幕に関する重大なネタバレがあります。
世界樹とは、テイワットの地下に存在する概念的な樹である。
過去から現在までのテイワットでのあらゆる出来事が記録され、あらゆる知恵が保管されるアカシックレコードと龍脈を足したような存在。
地脈は世界樹の「根」であり、そこに流れる記憶も元を辿れば世界樹のものである。
外観はうすピンクの大樹だが、情報が存在する内部には回路基板のような模様の青い樹がある。
基本的にはこの樹の化身である草神ブエルが管理しており、草元素力の源でもある。
当然彼女またはその許可を得た者でなければ直接的なコンタクトは出来ないが、神の心による力を扱え、アクセス許可を得ている者であれば草神でなくとも操作できる。
世界樹から情報を削除することは、テイワット全体からそれを削除することと同じである。
仮に削除に成功した場合、テイワットの歴史からその存在は抹殺され、その行動を補完するように歴史が修正される。
なお、人々の認識こそ変化するものの、元の歴史が消失したわけではない。降臨者や特権を持つ一部の者はその記憶を保持でき、何らかの形で情報を隠しておけば復元することもできる。地脈から生成される聖遺物にも依然として情報が残されており、あくまで削除は表面上のものである。
タイムパラドックスを防ぐため、世界樹から自身を削除することはできない。仮に自身を削除した場合でも、本人の誕生が歴史から消えることもない。その人生は異なるものになるものの、その者が人生で行った行動は他者が行ったこととなり、歴史が大きく変化するわけではない。
逆に他者によって完全な削除を行うことに成功した場合、記憶こそないものの誕生を含めた人生全てが他者に置き換わる。
知識は「缶詰知識」と呼ばれる媒体によって取り出して保管することができ、アーカーシャ端末を経由して直接脳内に取り込める。ただし多くの知識を求めようとすれば発狂する事もある。