概要
演:土倉有貴
神代亜矢子の許婚(神代美耶子の義兄)。18歳。遠縁の入り婿のため、神代の呪いとは無縁である。
神代家は呪いの影響で女子しか生まれなくなっているため、神代に婿入りする男子は悪く言えば種馬扱いとも言える。しかし代わりに当主として絶大な権力を有するため、淳も村の権威・神代家の跡取りであることを鼻にかけ、言動は非常に傲慢で執念深い。無抵抗の人間をいきなり銃撃するなど、残忍でサディスティックかつ卑怯な一面を持ち合わせる。
異界に巻き込まれてからは『自分が村を救う救世主になるのだ』という若干イタい野望を抱き、美耶子を我が物にするため、須田と美耶子を引き離すことに成功する。しかし現れた八尾比沙子に気圧されるまま、結局儀式の手伝いをさせられる。
不完全な復活によって暴走した堕辰子の攻撃を受け死亡。半屍人化した。
その後「いんふぇるの」に現れた須田の前に立ちはだかるが、宇理炎によって滅ぼされた。その後、彼の持っていた焔薙(ほむらなぎ)が須田の手に渡る。
リブート版のコミック『SIREN ReBIRTH』では、容姿が若干イケメン化している他、亜矢子・美耶子姉妹の従兄弟兼幼馴染(つまり神代家の分家の出身)にあたる人物になっており、美耶子に執着する理由がより明確になると同時に、一言で表せば「井の中の蛙」を体現する人物になっている(その一方、亜矢子が「美耶子への執着は彼女への好意の裏返し」だと勘違いするほどの自惚れを見せる描写が追加されている)。
『ReBIRTH』が連載していた頃、脚本担当を務めた酒井義から「暴君」と評されている。