「我が太陽 我が光よ」
「お前を覆う闇が振り払えるならば」
「いかなる犠牲をも払おう」
概要
身長 | 191㎝ |
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年齢 | 1873歳 |
体重 | 79㎏ |
種族 | ヴァンパイア |
使用武器 | ガントレット |
CV | 諏訪部順一 |
14章「デーモンシャイア」で登場するキャラクターで、同名の州知事である伯爵。高位魔族であるアイリスと結婚しておりその間にできた娘、プリシラがいる。既に妻であるアイリスは約3年程前に他界しており、ストーリー中には回想等で登場する。
クロードは魔界の女王リリスを小娘扱いするほどの実力者であり、純潔のヴァンパイアとして生まれ持った魔力と、長い人生から得た経験による強さは、魔界でも屈指である。
様々な疑惑
魔族とヴァンパイアの融和社会の実現
クロードは今まで不可能だと思われていたデーモンシャイアの魔族社会とヴァンパイア社会の統一を成し遂げた偉大な人物である。
500年前の魔界統一戦争後、突如共に暮らすことになった魔族とヴァンパイアは互いの違いを受け入れられず葛藤するようになった。葛藤はやがて憎しみに変わり、デーモンシャイアを覆いかけたところで、クロードは破局の阻止に奔走したのであった。クロードは2つの種族に向けて調和こそ繋栄と主張し、高位魔族の娘であるアイリスと結婚した。両者の結婚は、デーモンシャイアの統一を象徴するものだと世間には受け止められ、この厚い支持を背景に、クロードは州知事となったのだった。だが二人の結婚については政略結婚だと見る向きもあった。
娘プリシラと妻アイリスとの関係
現在クロード伯爵はあろうことか娘であるプリシラをデーモンシャイア監獄に幽閉しており、その理由は定かではないがプリシラ本人の話によれば「お父様が私を疎ましく思っている」からだと語る。
プリシラが物心ついた時には既にクロード伯爵はデーモンシャイアの統治にしか関心が無く、家族を顧みる事はほとんど無かったと言う。プリシラはそんな彼とは真逆の暖かく優しい母親のアイリスと関係を深めていった。しかし、魔族を嫌うヴァンパイアの貴族達がアイリスを知事夫人の立場から追い落とそうと企てる活動を活発化させ、アイリスはそれに連動するようにしてある日ひっそりと亡くなってしまうのだった…
クロードの計画
クロードが最近ある計画を企てている事が娘のプリシラから明かされ、それはデーモンシャイアを照らす人工太陽を爆発させ州の魔族の抹殺を行うというものだった。妻であるアイリスが亡くなったのもクロードがヴァンパイアの貴族達と結託し、粛正したと噂が広がっているらしい。近々開催される太陽祭で人工太陽を爆破し、多くの魔族を殺害しようとするクロードの陰謀を阻止するべくプリシラはガーディアンやソヒと手を組み、共に行動を開始する。
アイリスの行方
亡くなったアイリスは人工太陽研究所の培養槽の中に安置されていた。さらにそれを発見したのとほぼ同時にクロードの目的が魔族の抹殺ではなく、魔族の血に宿った魔神ベリアルを復活させてその力を利用するという新たな事も判明した。よって妻アイリスもその実験の犠牲になったと認識したプリシラは決意を新たにクロードの計画の阻止に乗り出すのだった。
関連タグ
クロード(アナザーエデン)…「アナザーエデン」の登場人物で、名前と声優が共通しているキャラクター。
以下 ネタバレ
何度ものループの末クロードと直接対決し、撃破に成功したプリシラおよびガーディアン一行。
しかし、クロードの口から語られたのはプリシラの身体に魔神ベリアルが宿っている事、そしてガーディアン達はプリシラに宿るベリアルに騙され利用されているという事だった。
ベリアルは乗っ取ったプリシラの身体で人工太陽を爆破させデーモンシャイア全ての生命を糧にする事によって完全復活を遂げるという事を目的にしている。
クロードはそれを阻止するべく行動していたのだ。
クロードがヴァンパイア達と共謀して殺害したとされていた妻のアイリスもまたベリアルに侵食されており、彼女は「ベリアルに侵食されている者の家族がどのような扱いを受けるか」を危惧しプリシラやクロードの事を想いながらその真実を外部に明かさないまま彼の目の前で投身自殺をして亡くなっていたのだ。