君がそこへ行く事は「決定」されている『運命』だからだ!
きみがそこへいくことはけっていされているうんめいだからだ
エンリコ・プッチがエンポリオ・アルニーニョに説いた、この世界に存在する運命の、無常の理。
運命(うんめい)とはー
- 元から定められている巡り合わせ、あるいは流れ。
概要
ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャンの終盤。
エンポリオ・アルニーニョに、エンリコ・プッチが言い放ったセリフ。
すでに宇宙は一巡が完成しかけており、全ての生物は自身の運命を何となく把握していた。即ち、全ての運命が決定したということ。
ただ一人運命に干渉できるプッチは、「天国」が完成する前に全ての因縁を断ち切ろうとしていた。そのためにケープカナベラルでエンポリオを見失う運命に辿り着く前、前の世界で承太郎の面会が面会に来た時点で加速を中断していた。幽霊の部屋に行く運命から必死に逃れようとするエンポリオに、プッチは言った。
君がそこへ行く事は「決定」されている『運命』だからだ!
「運命」は偶然ではなく必然性があって起こるものだからだ
人の出会いは『重力』であり、出会うべくして出会うものだからだッ!
運命は決して変えられない……………
起こるべくして起こる必然なのだッ!
覚悟を決めろッ!覚悟は『幸福』だぞッ!エンポリオ
神の定めた運命は決して変えることはできない。ならばその運命を知り、事前に覚悟をする、それがプッチの思い描いた「天国」であった。そのために邪魔なエンポリオを世界から抹殺しようとしたのだ。