概要
鳥山石燕の「今昔百鬼拾遺」に紹介されている布の妖怪の一種。
昔は女性が家庭で機織りをして金を稼ぐ事がよくあった。
あるとき、そんな女性の夫が遊びに出たままに帰らなかったので、
女はそれを恨んで織りかけの布を切ってしまった。
すると、女の一念がその布に宿り、蛇となって夫の行方を探し始めたと言う。
これが機尋という妖怪で、石燕の絵では古びた織り機から織り出された布が、
そのまま蛇になる様子が描かれている。
関連タグ
蛇帯 ※女性の執念がものに宿った妖怪繋がり
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はたひろ
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