概要
韓国のシナリオライター。本名はヤン・ジュヨン。
所属開発スタジオ(NAT GAMES、現NEXON Games)においてブルーアーカイブのプロジェクトを発案した張本人(発起人)であり、現在は世界観構築を含めてシナリオチームを統括している(シナリオディレクター)。
Isakusan個人としてもメインライターの立場でエデン条約編や最終編を担当・シナリオ執筆しており、ブルアカのシナリオがユーザーに評価された最大の功労者の一人と見なされている。
絆ストーリーの一部も担当しており、判明している範囲では天雨アコなど。
ブルアカというIPにおける立ち位置についても、分かりやすく説明すればFGOにおける奈須きのこのようなポジションである。
ペンネームの大文字と小文字
本人のX(Twitter)アカウントは小文字のisakusanであり、当記事タイトルを含めて小文字に揃える表記がどちらかと言えば主流である。
一方でグローバル版ブルーアーカイブ公式などにはIsakusan表記も見られ、ペンネームに関して2種類の表記ゆれが混在している。本人が気にしている様子は現在確認されていないため、基本的には好きな方で表記して構わないのだろう。
余談
日本において本名ヤン・ジュヨンで呼ばれる機会はほとんどなく、主な愛称は「ピカおじ」。由来は本人の個性的なX(Twitter)アイコン。
シナリオディレクターという職種の日本国内における知名度不足が影響し、ユーザー間に正確な肩書きが浸透するまで若干のラグがあった。特にサービス初期の時期において「ブルアカのシナリオライター」と個人名抜きで呼ばれている際はIsakusanを指す場合が多い。
舞城王太郎を好きな作家として挙げている。
オタクとしての立場を積極的に公言している。同年代オタク系ライターの例に漏れず、若い頃は新世紀エヴァンゲリオンガチ考察勢の一人であったらしい。
日本版公式には翻訳されていないが、現地メディアインタビューやグローバル版ブルーアーカイブ公式ではキム・ヨンハ統括プロデューサー共々それなりの高頻度で顔を出している。
ブルーアーカイブに関しても強い信念と拘りをもって相当な理詰めによるシナリオ構築を行っている様子が見て取れる。親記事(ブルーアーカイブ)には主要なインタビューへの外部リンクurlが紹介されているため、Isakusanのシナリオ創作論に興味がある人は機械翻訳片手に拝聴するのもよいだろう。
「シナリオを読むユーザーの集中力は有限である」などの名言(名概念)も示されており、ファンの立場でも開発者の立場でも事前の期待は決して裏切られないだろう。
関連タグ
キム・ヨンハ︰ブルアカのプロデューサー。両名はブルーアーカイブ以前のプロジェクト(魔法図書館キュラレ)から続投してチームを組んでいる。