『縁を結んで 恋愛成就』
概要
名前 | 扇野りょう |
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学年 | 大学2年 |
誕生日 | 10月9日 |
血液型 | O型 |
身長 | 170㎝ |
楽曲 | 恋愛成就 コスプレしたいのっ! |
CV | 井上麻里奈 |
『扇野りょう』とは、HoneyWorksによるプロジェクト「告白実行委員会」に登場するキャラクターである。
青色の髪と、ボーイッシュな外見をした女の子。
特徴
高校生の頃はバレーボール部の主将を務めていたことがあるらしい。
また、「恋愛成就」の歌詞には「幼い頃 かけっこ 負け知らずの一等賞」とあり幼少期から運動神経に恵まれていたことが伺える。
ある意味、彼らと同じスポーツマンともいえるか(この場合はスポーツウーマンだろうか)。
面倒見もよくコミュニケーション力も高い。
ただ、ボーイッシュな外見のせいなのか、はたまた前述の面倒見の良さからなる人望によるものなのか、バレンタインにはかなりのチョコレートをもらったり、告白されたりするなど、女の子(特に後輩)から非常にモテるらしい。
なお、本人としては「嬉しいんだけどちょっぴり複雑 涙目 なぜなのよー!」らしい。
ちなみに、りょう本人は純粋な男女の恋愛に憧れているらしい。はたして彼がその憧れにたどり着くことはできるのだろうか…?
関連タグ
この先はネタバレを含みます。
決まってたよ この時この場所で 君がいたら告白するってね
「君じゃなきゃダメなんです」
2017年に投稿されたMV東京ウインターセッションにて初登場。恋雪と親しげにしている様子が描かれた。
その後発表された楽曲恋愛成就の歌詞は、恐らく彼に対しての想いが語られたものと考えられる。
が、肝心の恋雪との関係については結局最後まで明かされることはなく、現時点で公式からの見解も出ていないため、不明のままとなっている。
ただ、りょうも桜丘高校に通っていた頃はあったため、その頃に互いに話す機会などがあり、そのなかで徐々に好きになっていった可能性はある。
今後の情報解禁に期待である。
ちなみに、実は恋雪とは様々な点で対比になっている。
恋雪 | りょう | |
他者からの評価 | 周囲からは外見をいじられていたことがある | 後輩からは尊敬・憧れ・片思いの対象とされている |
片思いの対象 | 後輩女子から好かれている | 主人公からは当初快く思われていなかった |
性格 | 引っ込み思案な性格 | 元気で活発な性格 |
運動神経 | あまり良くない | 非常に良い |
女子からの声 | イメチェンしたことで人気に | 元から人気 |
片思いの結末 | 玉砕 | 現時点では不明 |
と、真逆なものともいえるものになっている。
その後の登場
告白実行委員会の三年生組関連キャラクターとしては唯一アニメや映画で登場しておらず、以降はりょう自身の出番が少なかったのもあり長らく登場していないという不遇の状態だったのだが、後にMV『ジュリエッタ』にて初登場から約5年ぶりの再登場を果たした。
今作では、りょうの親戚の兄ともいえる「扇野 一色(ひろ)」が登場。
ちなみに、りょうは一色のことは「ヒロくん」呼びしているが、どうやら学校でもこの呼び方を採用しているというなかなか怖いもの知らずともいえる一面を披露している(一色本人は「ちょ…でかい声だすなって」「誰かに聞かれたらまずいだろ」と返している)。
『ジュリエッタ』
アニメ版「ヒロインたるもの!」最終話が放送された6月23日に公式チャンネルにて投稿されたMV『ジュリエッタ』では、歴代のHoneyworksに登場した少女共に登場。花屋で働いているりょうの姿を拝むことができる。
これが恋愛成就よりも後の時系列なのかは不明だが、おそらく後だと考えられる。また、恋雪が園芸部に所属していたことも考慮すると、一部では「りょうが働いているあの花屋に恋雪もいるのでは?」(派生として、「恋雪が始めた花屋で働くようになったのでは?」)という考察も。
なお、後述する『年の差なんて』では恋雪とりょうのバイト先が同じであったため、一応この考察は当たっていることが判明した。
『告白実行委員会 FLYING SONGS 恋してる』にて、まさかのりょうを主役とした楽曲が登場する(歌うのは声優の井上麻里奈氏ではない……と思われていたが、2023年3月15日にリリースされるCD「ねぇ、好きって痛いよ。」で、なんと井上氏が歌ったものも登場することになった)。
「コスプレ」というワードから、一部では「恋雪とりょうはコスプレがきっかけで知り合ったのでは?」という考察が飛び交っていた。
そして2023年8月28日、ついにMVが登場。
本作では明確な詳細が明かされており、どうやら自分で様々なコスプレ衣裳を作り上げていたことが明かされている(ミシンで縫ったりグルーガンで誤魔化したりと悪戦苦闘していたことが判明している。
「独学だけど上手でしょ?」という言い方から、少なくとも己のコスプレ製作能力にある程度自信を持っていたことがうかがえる。
そして後述の『年の差なんて』とも繋がるストーリーでもある。
ちなみに、りょうは自身のコスプレ姿をSNSにあげていたそうだが、そこに反応していた恋雪のアカウントを見て「店長にばらされる?」「友達に話したりしちゃう?」と焦り、「会って口止めしなきゃ!!」と恋雪を花火大会に誘っている(これが後述する『年の差なんて』での全ての真相である)。
『年の差なんて』
2023年に公開された恋雪の新たなテーマ曲にて、ついに恋雪との関係性の一部が明かされた。
どうやら恋雪のバイト先の花屋で出会ったそうなのだが(ちなみに歌詞には『花屋のバイトの後輩』とあるが実はりょうの方が恋雪より年上である。ややこしい)……。
その出会いはというと「りょうが着替えていたところに恋雪がばったり遭遇する」というどこかで見たようなラッキースケベ案件だったりする。
その後は色々とありながらも恋雪と共に仕事を重ねていくなど親好を深めるが、ある日可愛い服を見ていたところを恋雪に聞かれ「まさか」と笑うが、恋雪にはそれが嘘だと見抜かれていた……。
これもあってか恋雪からは「自分大事にしない壊れそうなずるい人」と称され、気にかけられるようになった(嘘をついたりょうを、かつて周囲から女の子などと言われ蔑まれていた自身と重ねていた事も一因なのだろう)。
また、この曲では恋雪がりょうとの年の差について言及している歌詞が見られるが、皮肉にもかつて恋雪に片想いしていたとある少女もまた、『年の差』について悩んでいる楽曲を持っていた……。
余談
夏樹でも雛でもない、恋雪との恋愛が描写される(ことになると思われる)新たな人物の登場に当時は驚きの声が多かった。