打つ方はなんとかします
うつほうはなんとかします
概要
2021年10月29日、退任した与田剛に代わって新たに中日の監督へと就任した立浪は、就任会見の中で、チームづくりについての質問に対して以下のように答えた。
「打つ方は1年間本当に打てないと言われましたけれども、必ずなんとかします。」
こうして、自身のバッティング理論である割れを選手に指導したり、ホーム球場であるバンテリンドームの広さを活かした単打と走塁に主眼を置いた若手育成プログラムを実践したりと本格的にチームの打力向上に努めた。
しかし、結果として2022年には得点こそ昨季を上回ったものの、さほど大きな成果は残せず、打撃に対する問題は続いた。
そして2023年にはなんと、平成以降のチームワースト記録の390得点と歴史に残る貧打となってしまった。
こうした経過を得て、この打つ方はなんとかします宣言は、結果的に成し遂げられなかったことへの皮肉としてネタにされている。
派生
この発言にはいくつかの派生的な要素がある。
打つ方は難と化します
2022年のシーズンオフにて、スタメンとして起用されていた二人の二遊間である京田陽太選手と阿部寿樹選手をトレード放出したことにより、さらに打撃不振になる可能性から使われるようになった。
打つ方はなんと、貸します
9月22日の対横浜戦にて3回表に先頭打者として打席に立った龍空選手は、全く力のないスイングでカット打ちを敢行し、結果的に13球目で四球を選びその後タイムリーで生還したため作戦としては成功したものの、弱冠20歳でドラゴンズの未来を担う若手選手に、全く打てそうもないスイングをさせたことに中日ファンから批判や困惑の声が相次いぎ、その様子をからネタへとなった。
打つ方はなんとカットします
2023年9月22日の対横浜戦にて3回表に先頭打者として打席に立った(土田)龍空選手は、全く力のないスイングでカット打ちを敢行。結果的に13球目で四球を選びその後タイムリーで生還したため作戦としては成功したものの、弱冠20歳でドラゴンズの未来を担う若手選手に、全く打てそうもないスイングをさせたことに中日ファンから批判や困惑の声が相次いだ。