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よくわからないけれど異世界に転生していたようですの編集履歴

2023-10-13 06:02:38 バージョン

よくわからないけれど異世界に転生していたようです

よくわからないけれどいせかいにてんせいしていたようです

『よくわからないけれど異世界に転生していたようです』とは、「あし」によるライトノベル小説である。

概要

2017年5月、オンライン小説投稿サイト『小説家になろう』にて連載を開始。作者はあし氏。

後にKラノベブックスから書籍化。既刊4巻。イラストはカオミン氏が担当。

シリウスKCから漫画版が出版。既刊18巻。内々けやき氏が作画を担当。


孤児の少女レンが、自分は30代の男だったという記憶を取り戻す。それと共に、レンのスキルや魔法能力が驚異的に高まって行く。必死に生き延びることに頑張って行くなか、色々な事件が起こり、トラブルが起こるが、それを次々と乗り越えて行くファンタシー物語。


ストーリー概要

プロローグ

十歳の孤児の少女レンは、乗っていた馬車が山賊に襲われ崖に落ちるという事故に出会う。奇跡的に彼女は助かるが、意識を取り戻すと、爆発事故で亡くなった三十代半ばの別世界の日本人の研究員結城蓮十郎の記憶が甦っていた。自分はレンか、事故で死んだ日本人の男か、何とか、自我を一つにまとめたレンは、生き延びるため、必死の努力をはじめる。しかし、何と彼女は「天人」になっていて、驚異的な能力が次々に現れる。


第一巻

レンは森の奥深くに魔法で家を建ててくらしていたが、近くの村で疫病が流行したのを助けたため、トラブルとなって、森から出て行く。仲間となった霊獣フェンリルの母娘と一緒に、かなり離れた地方都市ハルーラへと逃げる。

レンの世界は、地球の西欧中世のような社会だが、様々な魔獣が徘徊する奇怪な世界でもあった。魔獣と戦う冒険者という職業があり、レンは冒険者になる。しかし、魔獣退治ができるのは十三歳より年長でなければならず、レンは薬草採取で生計を立てる。

「天人」として、凄いスキルのレンは薬草採取で大成功。おいしいものを食べたいという切実な欲望に、料理道に熱中し、宿屋の給仕の美少女リリーさんを、絶品の料理で餌付けして、大の仲良しになる。

オーガロードに率いられた魔獣オーガ群の侵攻をレンは蹴散らす。


第二巻

リリーさんが故郷に還るので、一緒に行かないか誘われたレンは、リリーさんの友人アリサと三人で旅立つことにする。

ゲオルギウス王国の王都がリリーさんの故郷だった。魔法で動く馬車に乗って三人は、王都へと旅をする。

以前から護身用の剣を自分用に作りたいと思っていたレンは、アリサの紹介で、王都でも随一という腕前の鍛冶師アルノー親方の工房で、鍛冶場を貸してもらい、鍛冶修行に精を出す。鍛冶工房でも料理の腕前を発揮して、工房の皆に称讃され、更に、超貴重品とされる「蓬莱刀」をたまたま造ってしまい、親方からも絶賛される。パスタを効率よく造るため、押し出し型のパスタ製造マシーンを造った処、素晴らしい発明なので、特許を取れと言われて、商人ギルドに入会して特許申請したところ、これが大当たりで、大金持ちになる。

工房の裏手に、夕涼みに出たところ、そこで懐かしい、孤児院の元の仲間で親友のトリエラに出会う。

トリエラたちが、あまりにも窮乏した生活をしているので、これを助けるため、レンは彼女に剣をあげて、また読み書きを教えることになる。


第三巻



登場人物

  • レン

主人公。別世界の男「結城蓮十郎(ゆうき れんじゅうろう)」の記憶と意識も持つ。結城の記憶や思考からは、結城は転生してレンの世界に、レンとして生まれて来たようだが、どうもはっきりしない。レンの世界では、「転生」というのは知られていない。従って、レン自身は何がどうなっているのか分からない。

結城は、記憶では日本の大企業に勤める三代半ばの独身の研究者だった。爆発事故に巻き込まれて死亡する。気づくと、レンという少女の身体にいた。


レンはオニールという町にある孤児院で暮らす十歳の少女だったが、十歳になってスキルの再試験を受けると、以前にはなかった能力がある。そこで、この孤児院に出資している商人とのあいだに、魔法奴隷契約を無理に結ばされ、商人の元へと、馬車で向かっていた。そこで盗賊の襲撃に遭い、馬車が崖から転落する。レン一人だけが助かる。

商人との奴隷契約の意味を、結城の記憶や思考力によって、レンは理解する。つかまれば、死ぬまで奴隷としてこき使われる。そういう魔術契約である。レンは、商人に見つかれば終わりだと自覚し、森の奥でひとりで生きて行く決意をする。

こうして、レンの冒険生活が始まる。


  • ノルン、ベル

フェンリルの母娘。フェンリルは、狼型魔獣で、ノルンは何百年と生きている。更に千年以上生きると、霊獣、神獣になる。高い知能とスキルや魔力を持ち、人間の言葉も理解する。娘のベルは、レンが会ったとき一歳。ノルンが負傷していたところをレンが魔法治療薬ポーションでなおす。以降、無二の友達となり、二頭のフェンリルは、レンと行動を共にする。


  • 孤児院に出資している商人

「カエル顔の商人」として、レンの記憶にあるだけで、話のなかでは一度も登場しない。奴隷契約の主人。(好色なエロ商人とかは、漫画に出てくるので、小説ではそういう描写はない)。


  • ニール

最初にレンが住んでいた森近くの村出身の青年。農民であったが、才能があり、ベクターに見出されて、剣の修行をしている。Dクラス冒険者。


  • リリー

ハルーラの町の高級宿屋の食堂の給仕。ゲオルギウス王国の王都出身。ハルーラには、冒険者ギルドの幹部候補である姉と共に、職業訓練でやってきて、給仕として働いている。しかし王国の准男爵家の娘。Dクラス冒険者。姉は巨乳の美人なのに、自分は貧乳なので劣等感があり、超巨乳のレンに嫉妬して、つかみかかる。


  • アリサ

リリーさんの親友。出身は王都で、リリーさんの実家の隣に邸宅がある准男爵家の娘。両家は昔からつきあいのある家。Dランク冒険者。レンは、アリサの紹介で、アルノー親方の鍛冶工房で鍛冶修行する。


  • アルノー

王都のアルノー工房の鍛冶師。ゲオルギウス王国でもトップクラスの腕を持つ。以前、ベクターのため、火属性のミスリル剣を打つ。更にレベルの高い魔剣の作成をベクターから求められるが、それは無理だと答える。レンがベクターのため、魔剣を打つことになる。


  • 孤児院の院長

かなり高齢の男性。レンたちは親愛と尊敬で見ている。話のなかで言及されるが、姿を現す場面はない。


  • トリエラ

オニールの孤児院出身。レンの親友の少女。冒険者。レンが知っている孤児院の八人の少年少女は、レンが事故で消えた後、自立するため、孤児院を出て、冒険者となって、王都で暮らしているが、トリエラは、女性組四人のリーダー格。


  • リコ

孤児陰出身のレンの友人の少女。レンより幼い。魔法の才能に恵まれていることを。レンが鑑定能力で知る。その通り、リコは八人のグループで第一の魔法スキルを持つ。


関連タグ

小説家になろう 異世界転移


外部リンク

よくわからないけれど異世界に転生していたようです - 小説家になろう

よくわからないけれど異世界に転生していたようです - コミカライズ

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