CV:真殿光昭
概要
『BØY』の登場人物。
私立戯堂高校のアウトロー。長髪&サングラス&耳ピアスが特徴で、骸骨のような服を着ている。
不良としての知名度はかなり高く、畏敬の念を抱かれている。
学生でありながら麻薬の『ヘル・ビジョン』(アフリカに咲く向日葵に似た花の種)を取り扱うブローカーで、中学時代の旧友であった一条誠を利用しようとクラブ『ビヨンド』ヘ呼び寄せたが、ロックによって更正した一条に拒絶され一触即発になる。そこへ日々野晴矢が乱入し、ウォッカを使って火吹きをして逃げられ、その際に髪を燃やされた。
報復するために彼らの学友である岡本清志郎と山奈みちるに執拗な暴行を加え、舎弟数十名と晴矢達がいる教会に殴り込んだ。自身もヘル・ビジョンを使用しており、ドーピングによる圧倒的な実力で一条を倒した。しかし晴矢の戦っている時にヘル・ビジョンを飲み過ぎた副作用で幻覚を見てしまい、晴矢に殴られ、舎弟たちに担がれた。
後に病院と刑務所を脱走し、廃ボウリング場を舞台に『マッド・カクテル』を使い晴矢にリベンジを挑むが、「オレ様に負けるのが怖ぇのか?」と挑発されたことで薬を吐き出し、自力で決闘をした。
力及ばず惜敗するも、最後は警察に自首を決心した。
アニメ版
最終回で漸く登場するが、ジャンキーという設定が拙かったのか、私立戯堂高校の頭としての神崎狂は完全に存在を抹消されている。
ではアニメ版の神崎はどういった存在なのかと言うと、かつて晴矢の父である晴霽に敗れた悪魔…という設定の、晴矢の夢にのみ出てくる人物という扱いであった。
廃ボウリング場で決闘を行うのは原作と同じだが、その決闘自体が晴矢の夢であった為か、舞台がいつの間にやら宇宙へと変化している。晴矢と同じく背中からミサイルなどの様々な物を取り出して応戦するが、最期は晴矢の背中に仕込まれた太陽を投げつけられ消滅した。