概要
毎年欧州とアメリカの精鋭がぶつかるBCターフ。
サンタアニタを舞台にした2023年はレーティング世界2位で、英チャンピオンSをスクラッチしてこちらにスライドし久々の12F戦となるモスターダフ、欧州3歳戦線を牽引してきたオーギュストロダン、そのライバルであり英チャンピオンS勝ち馬キングオブスティール、これがラストランのオネスト、地元からは今年になって本格化した上がり馬アップトゥザマーク、前年3着の紅一点ウォーライクゴッデスなどがエントリー。
日本からは前年ドバイSC以来の勝ち星を狙うシャフリヤールが参戦した。
出馬表
番号 | 馬 | 性齢 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|
1 | シャフリヤール(JPN) | 牡5 | C.デムーロ(FR) | 藤原英昭(JPN・栗東) |
2 | オネスト(IRE) | 牡4 | M.ギュイヨン(FR) | F.シャペ(FR) |
3 | ゴールドフェニックス(IRE) | セ5 | J.ヘルナンデス(USA) | P.ダマート(USA) |
5 | オーギュストロダン(IRE) | 牡3 | R.ムーア(IRE) | A.オブライエン(IRE) |
7 | ブルーム(IRE) | 牡7 | D.マクモナグル(IRE) | A.オブライエン(USA) |
8 | アップトゥザマーク(USA) | 牡4 | I.オルティスJr.(USA) | T.プレッチャー(USA) |
9 | モスターダフ(IRE) | 牡5 | J.クローリー(GB) | JT.ゴスデン(GB) |
10 | アダモ(IRE) | 牡5 | F.プラ(USA) | C.ブラウン(USA) |
11 | キングオブスティール(USA) | 牡3 | L.デットーリ(GB) | R.ヴェリアン(GB) |
12 | バラディア(USA) | 牡4 | V.エスピノーザ(USA) | G.パパプロドロモー(USA) |
13 | ウォーライクゴッデス(USA) | 牝6 | J.アルバラード(USA) | W.モット(USA) |
※6番ゲットスモーキン(負傷)と4番ボリショイバレエは枠順確定後にスクラッチした。
前評価
人気 | 現地ML | JRA | JRAオッズ |
---|---|---|---|
1 | モスターダフ | オーギュストロダン | |
2 | オーギュストロダン | シャフリヤール | |
3 | キングオブスティール | キングオブスティール | |
4 | アップトゥザマーク | モスターダフ | |
5 | オネスト | アップトゥザマーク |
現地オッズは4強の様相。小回り経験のないオーギュストロダンやキングオブスティールは小回り適性が、モスターダフは芝12Fでの勝ち星がなく距離不安が、アップトゥザマークは欧州一線級との対戦経験のなさが不安要素となっているためか、抜けた馬がいない状況となっている。最内枠シャフリヤールは現地7人気、オネストは日本6人気。