演:手塚とおる
概要
かつては推計統計学と風水をテーマとしたゲームで有名となったゲームプログラマーの男性。現在は政府の仕事を手伝っているという噂もあるが、行方知れずとなっている。
実際は京都で朝倉美都のブレーンとして働いており、美都が巨大生物被害対策会議で出会った長峰真弓に謎のデータディスクを郵送していた。そのデータディスクはコンピューター用ではなくゲーム用であり、ゲーム機(ドリームキャスト)を使ってアクセスすることで解読ができるというカラクリが仕組まれている。
その内容は「ギャオスが発生しなかった世界」を地球の環境状況などからシミュレーションするもので、その設定を数値化したものを「マナ」と呼称している。そしてそのシミュレーション内でギャオスが発生したころから日本近辺のマナの値が急激に低下し、最悪な状況にあると通達する。
ガメラやギャオス、そしてそれらと繋がった浅黄や綾奈のような特殊な存在には独自の見解を語るが彼本人は「人類は怪獣によって滅びるべきである」という思想を持っている。
最終的には巫女としての力が弱まり、イリスの制御ができない美都と共に京都駅の駅ビルの崩壊に巻き込まれ、死ぬということへの恐怖の実感から狂ったように笑いながら落ちてきた瓦礫に潰され死亡する。