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紫電の編集履歴2023/11/12 14:25:54 版
編集者:爆豪出久
編集内容:曖昧さ回避

概要

原義は紫色稲妻

転じて、研ぎ澄ました鋭い眼光の事も言う。

イメージや響きの格好良さから、フィクションのタイトルやキャラクター名はもちろん、現実の製造物の名詞にも用いられることが多い。

日本の局地戦闘機「紫電」及び改良型の「紫電改」はその代表例である。

ムーンクラフト・紫電

日本で最も人気の自動車レースである、SUPER GTに2006〜2012年まで参戦していたレーシングカー。車両型式名は「MC/RT-16」で、心臓部にはトヨタ製V8自然吸気エンジンを備える。

市販車を改造する同レースにおいて、明らかに市販車ではなさそうなフォルムを纏ったこの車両の正体は、当時米国で一斉を風靡していた『デイトナプロトタイプ』、つまり純レーシングカーである。

しかし当時のSUPER GTは非量産自動車メーカー系チームの選択肢を広げたいと考えていたため、市販化を目指していることを名目に特認車両として参戦した。

開発をしたのは由良拓也率いる日本有数のレーシングカーコンストラクター・『ムーンクラフト』社で、フレーム以外は同社オリジナルの設計となっている。マシン運用はホンダカーズ東海のプライベートチームが担当した。

その出自故に高い競争力を持ち、毎年タイトル争いに絡む活躍を見せ、2007年にはチームズチャンピオンを獲得した。しかし正規の市販車ベースマシンを用いるチームからの不満の声の高まりから、最後の二年は重い性能調整を課せられた。2013年から市販車を持たないマシンは参戦禁止となったため、紫電もその役割を終えた。

一時エヴァンゲリヲンとのタイアップカラーで参戦しており、実況の下田恒幸がエヴァネタを口走ることがたまにあった。

なおムーンクラフト社は1977年にも「紫電」という名のレーシングカーを製作している。「紫電77」という俗称がついているこのマシンは、開発に現F1解説者の森脇基恭も加わっているが、芳しい戦果を挙げられないまま炎上・消失してしまった。その後2002年に復活し、イベント走行を披露している。

またスズキ・アルトを紫電の外見に改造した『子紫電』も由良の手で開発され、軽自動車レースの『K4-GP』に参戦している。

紫電の編集履歴2023/11/12 14:25:54 版
編集者:爆豪出久
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