CV:島﨑信長
概要
漫画『ダークギャザリング』に登場するキャラクター。
寳月夜宵と並ぶもう一人の主人公。
強い霊媒体質の持ち主で、中学の時に霊障を受けた。
その際に幼なじみの寶月詠子を巻き込んだため、それに責任を感じて2年余り引きこもり生活を送っていた。
幼馴染の寳月詠子の助力もあり、本編開始時に大学に首席で入学している。
社会復帰の一つとして寶月夜宵の家庭教師をしている。
右手は霊障により神経が皮膚を突き破って伸び続けるため、いつも手袋で隠している。
人物
曰く付きの場所に行くと100%心霊現象に遭い、写真を撮れば100%心霊写真になるほどの霊媒体質。だが、夜宵の様にはっきり見えるわけではなく、気配を感じる程度。しかし、強力な霊であれば1km 先からでも感知できる程、正確なものである。
また夜宵すら集中しないと見る事ができなかった、神聖なものも見る事ができる。後述する祖母が神職でありその血筋の影響で、神社などの神聖な気を取り込みやすい体質。このことが霊を惹きつける一因となっている。
初めのうちは、霊的な物に対して普通に怖がっており、また詠子を巻きこんだ過去から、再び自分が心霊と関わることで周りに迷惑をかけるのではないかと言う懸念と、大切な人達を巻き込みたくないく想いでいた。
しかし、夜宵の母の事や自身と詠子の呪いがとけるかも知れない事実を知り、夜宵のお化け集めに協力する事となる。
関係者
寳月夜宵:螢多朗の生徒であり、お化け集めをする切っ掛けとなった少女。初めのうちは、クレイジーオカルトロリと言い、危険な事をさせない様にしていた。夜宵からも囮役として見られていたものの、心霊スポットを巡っていくうちに一蓮托生の関係となっていく。
寳月詠子:螢多朗の幼馴染。中学時代に心霊スポットに行った際、同時に呪いを受けてしまい自身が巻き込んだと引きこもってしまった原因でもある。だが、詠子の助力もあり大学に進学し家庭教師の仕事を率先して進めてくれた。後に恋人関係になる。
神代愛依:螢多朗の2人目の生徒。神に見初められている高校一年生。彼女を見初めている神から愛依を護るため夜宵とお化け集めをする。
淡宮 董子:和歌山県に実際にある人形供養の神社、淡嶋神社の神主であり螢多朗の祖母。右手の伸びた神経を祝詞を唱えながら切り取ってもらいに行っている。螢多朗より霊感が強く、霊との付き合い方を教えてくれた螢多朗にとって師匠に当たる存在。
式神
陰陽師が使役したとされる霊。神さま討伐で京都訪れた際に立ち寄った晴明神社にて夜宵が神主から、「占事略決・外典」と共に託された2体の式神。
螢多朗そのものを依代としているが、詠子の発案した無限修復人形のおかげで、並の式神より耐久力がずば抜けている。現状では両者とも螢多朗が任意で呼び出すことはできず、命の危機が迫った場合に勝手に出現する。卒業生相当の力を持っていると推定されている。
前鬼
太陽の力を帯びた怪物のような姿の巨躯の男性霊。
輝く鉈のような大剣で敵を切り刻み高熱で焼き尽くす攻撃を行う。倒した霊はそのまま貪り食ってしまうため霊の収集には使いづらい。
後鬼
月の力を帯びた美しい女性の霊。氷でできた大鎌を持っている。
目の部分を隠している頭飾りに巨大な単眼を持っており、この眼が月齢のように開き閉じるに従って相手に失明・窒息・極寒・発狂を段階的に味わわせる呪いを与える。
その見た目にそぐわず性格はかなり残忍である。