CV:花澤香菜
概要
漫画『ダークギャザリング』に登場するキャラクター。
寶月夜宵の従姉妹で幻燈河螢多朗の幼馴染。禮應大学文学部の1年生。
かつて螢多朗の身に起きた霊障に巻き込まれ、同じ呪いを持つため常に手袋をしている。
人物
コミュニケーション力が高く、すぐ友達を作れる。
幼少の頃から成績が良かったようで、本来は4年生からしかも面接を通った人物しかなれない、国際情報オリンピックの日本代表まで務めた実力を持つ。その為、情報収集能力で夜宵や螢多朗を助ける事も多い。
免許を持っているのは彼女だけなのか、夜宵一行が遠方に移動する際は彼女の運転による移動が多い(なお、乗っている車はおそらく日産の軽自動車)。
科学全般を得意とするが、科学で説明のできない神秘に好奇心をもつオカルトマニア。
自身が子供のころから成績が良かったが、螢多朗の持つ神秘的な力を間近で見聞きし霊媒への憧憬と愛情を持ったことが切っ掛けである。
一度は卒業生の出獄と旧旧Fトンネルの霊改め斎弄晒レ頭の捕獲の際に、実際に今まで夜宵や螢多朗が経験した死ぬかもしれないという恐怖を体験したことで、心が折れかかるも自身をみつめ考え直したことで、再び幽霊集めに協力していくこととなる。
なお霊感は無いが、物語が進む中で遭遇する規格外の霊達の起こす現象は流石に見えている。14巻にて螢多朗に憑依した神主の霊によって一時的に視えるようにしてもらった。
螢くん----…私はあなたの中毒者
彼岸の果て 三途の川を渡り 彼岸に足を踏み入れて… この世界を覆う未知の腸をこじ開けて 詳らかにして行こう
螢くん------捕まえた。
子供の頃の経験から、オカルト同様、螢多朗本人へ向ける愛情も命の危険を厭わないほど非常に深く、かなりのヤンデレかつストーカーと化している。持ち前の情報収集を駆使しGPSや隠しカメラなどによって螢多朗を常にストーカーしている。だが、それによって螢多朗たちの危機にいち早く気付き命を救った事もある。
しかし奥手な部分が有り、螢多朗によくプレッシャーをかけるものの自分からは大きく動かないため関係はほとんど進展していない。後に紆余曲折をへて、晴れて恋人関係になる。後に判明するが、螢多朗を捕まえる(自分のものにする)為、社会復帰に貢献し家庭教師のバイトを薦め、夜宵の家に来るように仕向け、自身の呪いをも利用し彼を縛り付けた。
制作したアイテム
無限修復人形
夜宵が持ち歩く人形の形代のシステムを、詠子が分析し応用して作られたもの。
ダークギャザリングの霊の特徴として、「憑依霊は物の状態に同調する」と言うものがある。また、形代の丈夫さは(例外や破損、修復度合もあるが)霊の強さに依存していると言うものを逆手にとり、人型を模ったものにスライムを流し込み霊を憑依させることで、スライムの弾力性から悪霊の攻撃を受けたとしてもすぐに戻るという無限の形代。
性能を確かめた後3Ⅾプリンターによって量産され、夜宵たちを護る重要アイテムになる。