デントさん家の娘さんでした。
概要
アース1
ジョーカーの娘としてBATMAN FAMILY #6(1976)にヴィランとして初登場。
その後、リドラーの娘(Riddler's Daughter)、ペンギンの娘(Penguin's Daughter)、スケアクロウン(Scarecrown)、キャットガール(Catgirl)を名乗りそれぞれの攻撃手段を真似てロビンの前に立ちはだかった。
本名が「デュエラ・デント」である点から、トゥーフェイスの娘であるとロビンの推理で発覚。
その後、誘拐事件を切っ掛けに父親と再会した際、初めて自分がトゥーフェイス改めハービー・デントと妻ギルダ・デントの娘であると語る。
トゥーフェイス側は否定するが、ハービー側が自分とギルダの娘である事を認める。
この事件を切っ掛けにハーレクイン(Harlequin)を名乗りタイタンズに加入する。
後にカードクイーン(Card Queen)を名乗りロビンと協力し、初めて素顔を出す。
悪ふざけをしている様で、ロビンの正体がディック・グレイソンである事に気付いていた等鋭い一面も持つ。
バットマンとキャットウーマンの関係に近い人物として設定されており、ロビンとは恋仲だった。
The Titans Secret Files
アース1と同一人物。
ジョーカーの娘やトゥーフェイスの娘を名乗ったが実は全てウソで、ドゥームズデイの娘であると言い始める。
その後、ハーレクインとして登場する。
アース3
アース1とは別人で、ヒーローとヴィランが逆転したパラレルワールド・アース3から来た人物。
ジョーカーに当たるジョークスター(Jokester)とトゥーフェイスにあたるスリーフェイス(Three Face)改めイヴリーン・デント(Evelyne Dent)の娘。リドラーは義父になる。
リドラー・ファミリーの頃はハーレクインとして母スリーフェイス、義父リドラーと共にオウルマンと対立していたが
ジョークスターが自分の父親と知った事でジョーカーの娘を名乗る事を決意する。
Titans Eastとしてジョーカーの娘を名乗り、リドラーの娘を名乗るエニグマと共にタイタンズの前に現れる。
一時は苦戦させるも、レイヴンの一言であっさりエニグマを裏切りタイタンズに加入するが直後に謎の男に殺害される。
ロビンに当たるタロン(Talon)とは敵対する一方で恋人同士で、2人の仲をジョークスターに反対された事で仲間の元を離れる。
TITANS TOMORROW
Teen Titans: The future is nowにてパラレルワールドの未来のゴッサムにヴィランとして登場する。
アーカム精神病院を破壊し、アルフレッド、バットガール・カサンドラ、フレイムバード・ベティを殺害するが、バットマンを受け継いだティムに銃殺される。
ジョーカーの娘を名乗り容姿もピエロをアレンジした格好だが、ゴッサム市警へはナゾナゾを出しリドラーの娘の一面も見せる。
父親については明確になっていないが、本名がデュエラ・デント、父親との確執、人格の崩壊等アース1に酷似した設定になっている。
Tiny Titans
ジョーカーの娘として登場。
ロビンが好きな破天荒少女。
Flashpoint
Flashpoint: Batman Knight of Vengeanceにてハービー・デント判事の娘として登場、ジョーカーに誘拐される。
デュエラ・デントという名前は使用されていない。
双子の兄または弟がいるが、これはトゥーフェイスとギルダの間に双子の息子が出来ていたという設定と
アース1のデュエラ・デントの設定を組み合わせたものと考えられる。
母親と同じ金髪ロングヘアの少女。
Ame-Comi
DC Directのフィギュア、Ame-Comiシリーズで発売されたキャラクターをデジタルコミック化したシリーズで登場。
バットガール(バーバラ)、ロビン(キャリー)とは敵対しており
ハーレイ、アイヴィー、キャットウーマンを従えてゴッサムを混沌に陥れる事を企む。
ギャングである一方、娘思いでジョークを得意とするジャック・ザ・ジョーカー・デントの娘。
幼い頃に蝙蝠に襲われた事で、髪と口元に傷を負うが、父親はそれを道化のメイクにして励ました。
警察との抗争で父親はジム・ゴードンに射殺されるが、最期にデュエラへ世界へ混沌を齎す事を託す。
その言い付けを守り、あらゆる犯罪に手を染める様になる。
容姿
アース1:
それぞれ、ジョーカー、リドラー、ペンギン、スケアクロウ、キャットウーマンとほぼ同じ格好。
ハーレクイン時はピエロの様な格好に赤いパーマ、カードクイーン時は赤いマスクに金髪のロングヘア。
素顔は茶髪のショートヘアに青い目をしている。
アース3:
赤いショートヘアに紫色の燕尾服を改造した様な服装。
ハーレクイン時はアース1のハーレクインとほぼ同じ格好をしている。
由来
Dual(2つ)をもじった形でDuelaとしている。
トゥーフェイス後のハービー・デントは双子を欲しがったが、産まれたのが娘1人だった為にこの名が付けられる。
作者のBob Rozakisは(当時)既婚者のヴィランがトゥーフェイスのみだった為、彼女をトゥーフェイスの娘としたとしている。
未発表スクリプトのオリジンでは、母ギルダと共に父の帰りを待つ少女時代の姿が描かれていた。