風見智彦
かざみともひこ
CV:市来光弘
アニメ版最大の被害者
彼はアニメ化に際してこれでもかというくらいに悲惨な扱いを受けている。以下その扱い。ネタバレ含むので注意。
・序盤から名前有りキャラとしてそこそこ登場しているにも関わらずOPに最後まで登場しない。早期退場する桜木ゆかり、原作だと名前のみのモブでしかない高林郁夫・小椋由美・中尾順太、アニメ版オリジナルキャラクターの綾野彩、3年3組の構成員ではない水野早苗ですら登場しているのに。
・原作・漫画版では恒一との初対面時、死者と確かめるために握手する役を担ったのだがアニメではその役割を赤沢泉美に奪われる。
・原作・漫画版では久保寺自殺の際、最前列で血渋きを浴びる被害者としてクローズアップされているが、アニメでは中島幸子が注目され、風見自身は描写省略・作画崩壊。
・第8話の水着回に不参加。
・漫画版では恒一、勅使河原、望月と共に災厄を止める手がかりを探したにも関わらず、アニメでは見崎鳴にその役割を奪われ不参加。
・合宿で勅使河原に突き落とされて以降の動向に大きく改変される。原作・漫画版では軽傷で済んでそのまま勅使河原と合流して屋外に避難し無事に生還。勅使河原とも和解した。…のだがアニメでは何を血迷ったか勅使河原の行動に疑問を感じて発狂。災厄を止めるために無差別に二人の女生徒(この女生徒は百合ップルとして密かに人気があった松井亜紀と金木杏子)を殺害。そして死者と疑って恒一も殺そうとした所を赤沢に後頭部を殴られ呆気なく死亡。勅使河原との和解も叶わず、勅使河原にとっても最悪の展開となってしまった。
・アニメオリジナルの設定として桜木ゆかりに好意を抱いていたのだが、それが初めて判明したのが最終回で尚且つ死ぬ直前だった為、いくらなんでも唐突過ぎる。
・合宿での死亡者の殆どがインパクトの強い死に方をしているにも関わらず殆ど印象に残らないような死に方をしている。しかも話の展開上、風見が発狂して殺人を犯す必要性が殆ど無かったためはっきり言って無駄死に以外の何物でもない。
…と、明らかに原作から改悪に改悪を重ねられているとしか思えない。