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AAsideの編集履歴

2023-12-06 04:17:14 バージョン

AAside

だぶるえーさいど

AAsideとは、from_ARGONAVISシリーズの音ゲー。正式名称は『ARGONAVIS from BanG Dream AAside』。『ダブエス』と略されることもある。

概要

『AAside』とは、2021年1月14日にリリースされたスマートフォン向けアプリゲーム。正式名称は『ARGONAVIS from BanG Dream AAside(アルゴナビス フロム バンドリ ダブルエーサイド)』。略称は『ダブエス』。なお、後述の通り2022年1月31日をもってサービスを終了した。


ゲームジャンルはリズムゲーム。個性豊かな5つのバンドによるオリジナル楽曲のほか、邦楽ロックの名曲、アニメタイアップ楽曲、ボカロ曲などのさまざまな楽曲をバンドアレンジでカバーしている。


プロジェクト全体やキャラクターの詳細については親記事を参照。


本作稼働当時は『BanG_Dream!』プロジェクトの一部として扱われていたが、終了後にプロジェクト名が『from ARGONAVIS』に変更され、以降は『BanG Dream!』シリーズから独立したプロジェクトとなった。

なお、独立以前の作品である本作も含めて、テレビアニメ『BanG Dream!』及びアプリゲーム『バンドリ!ガールズバンドパーティー!』とは世界観が異なり、Poppin'Partyなど既存のキャラクターとの関わりはない。


タイトルの由来はシングルCDの表題曲が2曲あることを表す「両A面」から。下のOPムービーの演出からもわかる通り、各キャラクターに2つのテーマが設定されている。


AAsideオープニング


ストーリー

バンドの頂点を決めるLRF(ライブロワイヤルフェス)に参加する5つのバンドの群青劇。

優勝したバンドは世界進出することができるが、敗退したバンドは二度とLRFに参加することはできないという厳しいシステムのもと努力し、時にはぶつかり合う青年たちが描かれる。

メインストーリー・バンドストーリー・イベントストーリー・楽曲ストーリーの4つのストーリーがあり、1つ1つのストーリーが丁寧にキャラクター・世界観を丁寧に描写しており評価が高い。

シナリオ原案は宇宙戦隊キュウレンジャーのメインライターで有名な毛利亘宏氏が担当。


楽曲

上述したようにオリジナル曲だけでなく様々なカバー曲がある。バンドもピアノが特徴的な青春ロック王道ロックヴィジュアル系元気なスカバンドテクノポップと様々で、ボーカルの歌唱力も高く魅力的。


イベント

本ゲームでは、ほぼ毎日イベントが行われている。


ライブで獲得できる「イベントP(ポイント)」を集めてストーリーを読み進めたり、ダイヤ(ガチャ石)などのアイテムを入手する事ができるほか、累計獲得イベントPによってランキングが付き、上位に行くほど更なる報酬が獲得できる。


イベントでは5人のキャラクターと1つのタイプ(ワイルド、クール、ヒーリング、チアフル)がボーナス対象に指定され、対象のキャラクターを編成することで総合力やイベントP獲得量を上昇させる事ができる。ランキング上位を目指すうえで非常に重要な要素なので、様々なキャラクターを入手しておくのが必要となる。キャラクターは1つのバンドのメンバー5人が指定されるパターン、様々なバンドのメンバーが混合で指定されるパターンの2つがある。


ライフやスタミナのようなシステムとして、「ライブブースト」がある。これを消費する事で獲得できるイベントPを最大15倍にまでできる。30分にひとつ自然回復もするが、ランキング狙いのプレイヤーには回復アイテムが大量に必要となる。ただし、スタミナのようなものではあるが、ライブブーストがなくても曲のプレイ自体は何度でも可能

この辺りのシステムはガールズバンドの方と共通している。


また、イベント時に限り当日限定ブーストというアイテムがイベントP報酬で貰えるが、名前の通り受け取ったその日の23:59までに使い切らないと消滅してしまうため注意が必要(勘違いされることが多いが受け取りから24時間後というわけではない)。


イベントは現在2つのパターンに分かれているが、フリーライブや協力ライブでイベントポイント(以下、イベントP)を集め、ポイント報酬を獲得したりランキング報酬を狙っていく、イベントの基本形は変わっていない。


イベント形式

・FEVER形式

曲を1つこなすごとにボルテージゲージが貯まり、ゲージが満タンになった状態でFEVERボタンを押すと3分間FEVERタイムに突入する。FEVER中は貰えるイベPが増え、ボルテージゲージがレベル1なら1.1倍、最大のレベル5なら1.5倍も獲得ポイントが変化する。

ちなみにボルテージゲージはレベル1で1回FEVERするとレベル2、レベル2で2回FEVERするとレベル3……と上がっていく。


・ミッション形式

ライブミッションというものが5項目10段階に分かれ設定されており、5段階こなすごとにイベPに加えアイテムが得られる形式。全てのミッションをクリアするには協力セッションをこなす必要がある。


イベP交換所

貯まったイベPは右下にあるボタン→交換所タップでアイテムに交換することができる。ただし、イベント終了後一定時間が過ぎると交換所は閉鎖され、自動的にぽんちゃんバッジ(後述)になってしまうため早めに交換することを推奨する。

初期は育成に必要な「チャーム」の交換がオススメ。


スカウト(ガシャ)

本ゲームではスカウト(ガシャ)をすることでぽんちゃんバッジというアイテムがゲットできる。

ぽんちゃんバッジを貯めることでキャラクターの育成に必要なアイテム交換することでしか手に入らない衣装星3以上確定ガシャ券など様々なアイテムを手に入れることができる。

また、ガシャで排出される星4、星3カードは1枚引くことで星4のみ衣装ゲット、星4星3どちらともカードストーリーを読むことができ、同じカードを2枚引くことでカードの絵柄が変化(通称特訓)可能になり、3枚引くとカードに光沢が増したりエフェクトが増え、4枚重ねるとサインがつくというシステム。

天井はなんと100連である。

さらに、毎日1回引ける無料スカウトや1日1回限定で有料60石でスカウトできたり(通常は200石)とお得なシステムもある。

また、協力セッションやID検索で申請すると増える「フレンド」にいいねを押して貰うと毎日フレンドポイントが貰え、それを貯めることで星4キャラから育成アイテムなど色々なアイテムがゲットできるフレンドポイントスカウトを引くことができる。

フレンドポイントはいいねをフレンドに押すというデイリーミッションクリアでも貰える。右下のフレンド一覧→右下にある黄色い一括いいねボタンで手軽にいいねができるのでぜひいいねしよう。


フレンド

フレンドとは上述したように協力セッション後のスコア一覧の時、フレンド申請をするか、知り合いから直接IDを聞き入力するID検索のどちらかで増やすことができる。

フレンドがいることでフレンドポイントを得られたり、フレンドのみ招待可能なセッションルームに入れたり、フレンド数を増やすとダイヤ(ガチャ石)が貰えたりとメリットが多い。

右下のボタン→プロフィールからフレンドに表示される情報・称号・カードを選ぶことができ、さらに自分がプロフィールで設定したカードのキャラクターがログイン時に語りかけてくれる(ディフォルトは七星蓮)。


日常パート

(※現在とボタンの位置が変わっている部分があるので注意‼︎)


本ゲームはセッションパート(音ゲー)だけではなく、キャラクターを行動させ育成アイテムを得ることができる日常パートというシステムがある。

日常パート中はゲームを起動していなくても勝手に行動してくれるので忙しい人でも楽しむことができる。

このパートでできる「日常クエスト」をクリアすることでガチャ石が貰えたり、楽曲ストーリーというオリジナル曲ができた経緯・裏側を知りより曲を楽しめるようになる。


エリア会話

キャラ同士の会話を楽しめたり、バイトや学業に勤しむキャラたちを眺めて遊べる。

会話は誰とでも発生するわけではなく、自分で現在行動させているバンド関連のみ特別な会話が発生するようになっている。

ヒストリー(後述)のエリア会話欄から数を確認できるが、莫大な量の会話が設定されており、意外なキャラ同士の会話も見ることができる。

さらにエリア会話では全25キャラ300通りの交換度が3段階に分かれ設定されており、同バンド内であっても悪感情を持っていたり他バンドであっても仲が良かったりと複雑な人間関係を垣間見ることができる。

また、何回かキャラを行動させていくと疲労が溜まり行動の失敗率が上がったり入院したりするが、入院させることで新たな会話を見ることができるので心を鬼にして馬車馬のようにキャラクターを動かすプレーヤーが多い。


ヒストリー機能

キャラの生い立ちから心情、ゲーム内で起こった出来事がそのキャラ視点で書かれている。

例としてあげると、ある大会で3位という結果になった時、キャラAは微妙な順位だと感じているが、キャラBは凄い人がたくさんいる中で3位なんて嬉しい、といった感じである。

本編では明かされていないようなキャラの幼少期の出来事なども確認でき、キャラ理解がより深まる画期的な機能である。

また、ここから既に見たエリア会話を見返したり、まだ解放していないエリア会話のキャラの組み合わせを見ることができる。


MV機能

本ゲームでは全曲3DMVがついているため、オートモードに設定したり、日常パートのライブクエストをクリアすればキャラクターのMVをひたすら眺めることが可能。

カメラワークを使ってまるでライブビューイングかのように再現していたり、客席の盛り上がりまで表現している。

しかも、衣装を変更することが可能なのでお揃いのメガネやマスクを組み合わせ、自分独自のファッションを楽しむことができる。



キャラクターボイス

セッション画面・メンバー画面・ストーリー画面でキャラクター達がフルボイスで話してくれる。

基本の会話はアップロード中に聞ける3つのセリフや季節限定会話、朝・昼・夕方・深夜の4パターンよセリフなどさまざまな会話が聞けたり、バンドメンバーの誕生日にキャラ達が祝ったりする。

さらに、誕生日を迎えたメンバーはその日の0:00以降にログインするとプレーヤーに直接メッセージを語ってくれる。


育成

練習(レベル上げ)

レベル上げは他音ゲーより比較的簡単にできる。セッションパート・日常パート・イベントなどでゲットできる練習用スコアを使えばスピーディーにレベル上げが可能。


スキル練習

各カードに設定されているスキルのレベルを上げ、よりスキルの効果を上げることができる。


特訓

セッションパート・日常パート・イベントなどでゲットできるチャームを集め、特訓させることでパラメータを上昇させることができる。星4キャラは3回特訓させることで衣装・カードストーリーが手に入り、星3キャラは2回の特訓でカードストーリーが読めるようになる。


グレードアップ

同カード同士はグレードアップをすることで絵柄が変わったり、パラメータが上昇したり、ぽんちゃんバッジを得ることができる。


リリース直後の問題点

本ゲームはリリース直後、いくつかの問題点が指摘され、面白半分に拡散されてしまった。しかし、少しずつアップデートで問題点・バグが解消されていき、現在では胸を張って良ゲーと呼べるようになっている。

本項目では主な問題とされた3つの点と現状について書き連ねる。


期限付きの無償石!?

リリース直後、無償石は3ヶ月間使わないことで消滅するというシステムが発表され、未だにダブエスと聞くと期限付きの無償石を連想する人もいることかと思われる。

しかし実際はユーザーから予想以上に不評だったためかリリースから3ヶ月もせずに期限はなくなっている

また、天井が100連であるのにかなりの無料石を配っており、この石の配布スピードは早めに無料石を使い切れという運営のメッセージと思われるが、リリースから半年を迎えた現在も石の配布スピードは変わっていない


音ゲーなのにタイムラグが酷い

現在では問題なく快適に音ゲーを楽しめる。また、セッション画面から自分に合ったタイミングで叩けるよう調整できる。


視認性が悪すぎる

これも当日音ゲーとして致命的だった点。ディフォルトの2Dロゴ表示が真っ白でノーツと被り、しかもそのノーツすら小さくて見えにくい。正直人が離れてしまうのも無理がないクオリティであった。

しかし、現在では背景の明るさを設定し見やすい画面でプレイでき、しかもプロフィールで設定した推しカードを背景にしたりできるようになりかなり快適になった。


サービス終了

残念ながら本ゲームは2021年11月22日にサービス終了が発表され、健闘虚しく2022年1月31日にサ終となった。

だがサービス終了=アルゴナビスの終焉ではなかった。その後の発表により、アルゴナビスのコンテンツ自体は持続し、音ゲーではないものの新作アプリの制作が決定された。

また、アプリからの登場キャラクターであるファントム、フウライ、イプシも続投となっているので安心である。


ストーリー全話公開!!!

ダブエスのサ終により、アプリ内の濃密なストーリーを再び読むことは不可能になる……かに思われたがなんと公式がメイン・楽曲・バンドの全ストーリーを無料公開している。

今からでもダブエスのストーリーを存分に楽しむことができるので、興味がある人はぜひ触れてほしい。


メインストーリー0話



関連イラスト

ARGONAVIS Log 04
ARGONAVIS  LOG1

Vo.
SOL :"3


関連タグ

ダブエス…AAside(ダブルエーサイド)の略称。

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