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勝子

かつこ

日本人女性の名前。ここでは主に、はだしのゲンに登場する人物を紹介する。
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隆太、概要のたっぷり入った醤油ご飯よ


単行本5巻で登場し、近藤隆太ムスビドングリで構成された岡内組の少年行動隊のメンバーで、特に隆太と仲が良い。彼らの隠れ家でアメ公の物資であるビスケットコーシーをゲンに御馳走する。が、彼の教科書を見るや否や引き裂いてしまい、ゲンにはパンチをお見舞いされて隆太もあきれ顔で説教したところ、「学校に行ってるゲンが羨ましい」と言いだす。勝子は原爆で火傷を負ってケロイドができた上、戦災孤児(※1)なので学校に行けなかったのだ。

するとゲンは勝子の顔や手をペロペロと舐め、「わしが勉強を教える」と慰める。すると勝子は涙を流してゲンに心を開く。しかし、ヤクザ幹部・首切りの政と舎弟の秀が隆太達を鉄砲玉に仕立て上げてライバル組織・打山組の連中を襲わせる事件が発生、ドングリは死亡。それを恐れた勝子はゲンの手引きと道中で出会った元記者と名乗る老人・平山松吉(※2)と共に隆太とムスビを逃がしてバラックを建てて住むことになる(その際に隆太から告白される)。闇市で政と秀に捕まるが舌を噛んで自白を拒否するも彼らの追撃を受け、ゲンとムスビ、松吉老人が暴行されたのに激怒した隆太が拳銃で政の肩を撃ってしまう。秀も片足を撃ち抜かれて逃げて行き、ヤクザとの縁を切ることに成功。

だが、勝子の運命は波乱が続く。ゲンの母君江を治す治療費が足りないのを憂えた隆太は、ドングリの仇とも言うべき打山組がいる料亭に押しかけて賭場荒らしをし、金を強奪する。結果、隆太は感化院に送られるが数か月後、相棒のノロと結託して通りすがりの学生二人から衣服を盗み、女装して帰還する。その間、ゲンとムスビの御蔭でミシンを買って洋裁店を作る夢を持ち、ゲンの友達である夏江やお父ちゃんと慕う松吉老人と共にバラックで洋服作りの腕を磨いた。努力の末に見事な洋裁の腕を身につけた勝子だったが、義父・松吉と君江(勝子も母のように慕っていた)を立て続けに失う。

ゲンが中学校に進学した以降は自分と夏江がミシンを使った洋裁で作り、服を隆太とムスビに売り歩いてもらう分業体制で着実に財産をためて夢に近づいていたが、夏江は志半ばで若い命を散らす。道路建設のせいで市役所から立ち退きを命じられたゲンと同居して楽しく暮らす。だが、悲劇はまたしても襲い掛かり、今度はムスビが麻薬売人に殺される。売人と親分、付き人を射殺した隆太が自首すると言いだすとそれを押し止め、彼と共にトラックの荷台へ潜り込んで東京へと旅立った。

余談じゃねぇ、ムスビ


  • また、闇市でネギを買う場面(他には粗酒や草餅保存食など品ぞろえが粗末だった)がある戦後期に比べると「魚貝を入れた醤油ご飯」やプレートに乗った肉料理と思しき御馳走がゲンの歓迎会で出されたり、勝子が洋食らしきものをフォークで食べているなど食生活が改善されている様子を知ることも出来る。

  • 隆太をはじめ、ゲン、ドングリ、ムスビなど多くの男性との接点も多いうえに多芸多才なキャラクターから彼女をヒロインとして見る読者も多く、萌えキャラ化した同人誌も多い。

  • 一方、最終巻で自分を嫁さんにしてくれると言った隆太を逃がす際に、「戦争のせいで犯罪者になった隆太が捕まって、天皇が責任を負わないのは不公平(※4)」「殺人罪で捕まらねばならないのは天皇や大臣」と発言したのが例の撤去騒動で持ち上がってしまい、そうした意味でも目立ってしまったヒロインの一人とも言える。※戦争で苦しんだ人間が天皇を批判するのは決しておかしくはない。

(※1)原爆の熱線で大火傷し、それが腫れ上がるという凄惨な死に様だった。
(※2)小説化としての側面もあり、彼の遺した反核小説が騒動を呼んだ。
(※3)所謂朝鮮戦争朴さんと仲が良いゲンは悩んでいた。
(※4)諸説あり、陛下は責任を負わんとしたが米軍の都合で負うことも出来なかった説がある。

アハハ、関連タグだよゲン!

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池沢華子…勝子と同じくケロイドで顔半分を前髪で隠している少女繋がり。

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