鉄砲玉

てっぽうだま

銃弾のこと。またはそれから派生した言葉。

概要

主に以下のいずれかの意味で用いられる。

1. 銃弾や弾丸のこと。鉛玉とも言う。
2. 転じて、使いっパシリの殺し屋のこと。行ったっきり戻ってこないことから。
3. 2から転じて敵を倒すために仲間・味方を犠牲・捨て駒にすること。

補足

創作作品では、ラスボスが首領を務める陣営や、主人公を憎んでいる者が『自分の陣営に属していない、主人公を恨んでいる者(主にチンピラやゴロツキ、バカ息子等のそのエピソード限りのかませ犬系悪役)を唆す(いわゆる「力が欲しいか」展開)等して、アイテムや装備品の提供、改造を施す等して、主人公抹殺や破滅の為の鉄砲玉に仕立て上げる』というのが定番展開になっている。

余談

蜥蜴の尻尾切りは、『防御(自分の身を守るため)の捨て駒』に相当する言葉で、そういう意味では鉄砲玉の対義語に当たると言える。

ただし、社会的に追い詰められた悪党が起死回生の策として鉄砲玉を雇い、上位の組織の頭を狙うケースもあるといえばあり、その場合自分が生き延びるために鉄砲玉を捨て石にしているので、このケースに限れば「鉄砲玉」と「蜥蜴の尻尾切り」は両立する。

関連タグ

捨て駒　犠牲　生け贄

じばく、だいばくはつ、ミストバースト、メガンテ：いずれもゲーム作品における『味方を犠牲にして敵を倒す手段』というまさしく鉄砲玉を体現した技や呪文。