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動物変身恩返しグスリの編集履歴

2023-12-25 22:35:03 バージョン

動物変身恩返しグスリ

どうぶつへんしんおんがえしぐすり

『ドラえもん』に登場する、ひみつ道具の一つ。及び同作品のエピソードの一つ。

概要

てんとう虫コミックス35巻及び、藤子・F・不二雄大全集第12巻に収録。


動物を助けた後にこの薬をかけると、その動物が人間に変身して自分の元へ恩返ししに来てくれる。ただし変身しても元の動物の習性が残っていたり、また性格次第でもあるため恩を仇で返されることもある。恩返しが終わると、元の動物の姿に戻って薬の効力が消える。薬をかけた動物をいじめると、逆に仕返しをされてしまう。


ストーリー

鶴の恩返しを呼んだのび太はこれに感化されドラえもんにこの道具を出してもらい、空地の木に縛り付けられている子犬を助け、これに道具を使用した。するとこの子犬が可愛い女の子になって家を訪れたので、ドラえもんはどら焼きでも食べようと押し入れを捜すが見当たらず、女の子が匂いを手掛かりに本棚からどら焼きを見つけ出したため、のび太が隠していたことが判明した。


これにより子犬は恩を返したため元の姿に戻って帰って行ったが、のび太はこの薬を持ち出しゴミバケツに閉じ込められていた猫に使用した。しかしこの猫は男性が閉じ込めていた泥棒猫だったため、野比家を訪れた際も水槽の金魚にいたずらしたり、昼寝を始めたり、のび太を叱りに来たママを引っかいたりしる始末だった。


これに怒ったママから逃げるのび太だったが、持って追いかけて来たドラえもんの手からこの薬を地面に投げ捨てた際、薬が漏れて蟻が溺れたため、のび太も同じように川に放り込まれてしまい、ドラえもんも慌てて駆け寄るのだった。


アニメにおける原作との主な相違点

大山版は1983年12月9日に、水田版は2014年2月7日にそれぞれ放送している


1983年版

  • のび太が読んだ鶴の恩返しは鶴が予ひょうのもとから去っていく場面も描かれている。
  • ドラえもんは初めこの道具を出すのを渋っていたが、のび太から「動物を可愛がるのはいいことでしょ」と言われ、取り出した。
  • 子犬は縛られていたのではなく、大型の犬に追われていたところをドラえもん達に助けられた。ただしドラえもん達も大型犬と戦って多少ダメージを負っていた。
  • のび太はバケツが動いた際、これをポリバケツのオバケだと思っていた。そして猫をバケツに閉じ込めたのはジャイアンとスネ夫になっている。
  • 猫が昼寝を始めた際はのび太も昼寝をしようと布団を敷いたが、猫に邪魔され、更に棚に頭をぶつけた拍子に買ったばかりの漫画が落ちてきて、何とか恩返ししようと思った猫に破かれてしまった。そして猫と一緒に外に出た際ジャイアンとスネ夫に会い、猫を逃がした件を問い詰められギタギタにされてしまった。
  • ラストは助けようとしたドラえもんも一緒に川の中に入ってしまっていて、幸いこの川は浅かったのだが、のび太は溺れて一人助けを求めていた。

関連タグ

ドラえもん ひみつ道具ドラえもんのエピソード一覧

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