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しゃもじ

しゃもじ

しゃもじは、主に飯を炊飯器などから食器に取り分けるために用いる道具。寿司飯に酢を混ぜ込んだりする時などにも用いられる。 一部の地域では、汁物をよそうのに用いるおたまのことを「しゃもじ」と呼ぶ(しゃもじの語源は「杓子」に由来するので、ある意味こちらのほうが本来の語義に準じた使用法かもしれない)。

形状

先端が楕円形に広がったへら状の薄板で、材質は、合成樹脂などといった硬い素材で作られる。

米粒が付かないようにするのに水にひたすなどするため、本来は木などのある程度の吸水性がある素材で作られていたが、近年みられる樹脂製のしゃもじは表面に加工(凹凸やフッ素コーティング)を施して米粒が付かないようにしている。

また漆などを塗って同様の効果を狙った高級品もある。

よくおばちゃんがラップを巻いて使うのも同様に米粒がくっつかないようにするためである。

一部地方では大きなしゃもじを飾りつけ、商売繁盛や必勝祈願を行う風習がある。

柳田國男は、シャモジが「イコンて言うか」としてまつられている点から「魂を召し取る」道具として使われたとする説を提唱している。なんか巫女の近所においておくとマナがとられちゃって、巫女さんの作業が邪魔される という信仰があったらしい。

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しゃもじの編集履歴2012/08/15 07:16:39 版