説明
柄杓とは、液体(たいていは水やお湯)を汲んだり運んだり撒いたりする目的で用いられる、長い柄の付いた比較的小さめの容器である。
語源は「ひさご(ひょうたん)」が訛ったものといわれ、実際に古くはひょうたんから作られていた。
現在は、竹、金属、プラスチックなど様々なものから作られている。
用途
その他
- 船幽霊は、通りかかる船に誰となく「柄杓を貸してくれ」と言い、うかつに柄杓を渡すとそれで海水を汲みあげては船に注ぎ入れ、ついには沈没させてしまうという。
- 雛人形の三人官女のひとりが手にしている柄杓は「長柄銚子(ながえのちょうし)」といい、お酒を盃へつぐための道具である。
関連タグ
ひしゃく:表記揺れ