概要
てんとう虫コミックス36巻及び、藤子・F・不二雄大全集14巻に収録。
ハト時計のような形をしたアイテム。オバケを出したい時間に針をセットすると、セットした時間にオバケが出てくる。指令を出しておけば、近くにいた人を脅かして無理やり宿題などをやらせる事もできる。
アニメにおける原作との主な相違点
大山版は1987年9月4日に、水田版ドラえもんは2024年1月27日にそれぞれ放送している。
1987年版
- ジャイアンがムシャクシャしていたのは、遅刻したことでのび太と共に廊下に立たされ、一時間目のソフトボールの授業を受けれなかったから。また下校の際、どうして遅刻ばかりするのかスネ夫はジャイアンに質問して、のび太はジャイアンに殴られそうになった際、一回目か避けることに成功したが、これによりジャイアンの拳が塀に当たってしまい、余計機嫌が悪くなった。
- のび太が部屋に帰って来た時、ドラえもんは漫画を読みながら横にどら焼きを置いていた。ちなみにママのお説教の件を知っていたのは、怒鳴り声が大きかったから。
- のび太がオバケタイマーを使ってママを驚かす下りはカットされ、のび太と会った時しずかはお使い中だった。そしてこの時のセリフのうち「君にあげるんじゃないの」の部分はカットされている。また、その後のび太と会った時ドラえもんは空地にいた。
- のび太は静かにオバケタイマーを置いたため、その後ジャイアンが目覚めたのは、寝返りをした際うつ伏せになり呼吸困難になったから。
- 寝坊したのび太をドラえもんが起こす場面はカットされ、ラストで帰宅したのび太にドラえもんは「仕返しなんかしないで、遅刻しないようにするのが先です」と言い、のび太が「そんなの無理だよ」と答えると、「じゃあ泣くしかないね」と返したため、のび太は本当に泣いてしまった。
2024年版
- 自分が遅刻や寝坊をするのはのび太のせいだとジャイアンが決めつけた際、スネ夫も「そうだのび太のせいだな」とジャイアンの考えに加担している。
- ママは先生からの電話で、今日のび太が遅刻して宿題を忘れた件を聞いていた。また、その後うたた寝をしていた際は机に家計簿などを置いていた。ちなみにこの時のび太がオバケタイマーのカウントダウンをしていた際、庭にはスズメがやって来ていた。
- しずかはのび太が持っていたオバケタイマーを鳩時計だと思い、どんなハトが出て来るのか聞いている。
- 1987年版同様、のび太が部屋に帰って来た時、ドラえもんは漫画を読んでいた。
ジャイアンが目を覚ましたのは、のび太が投げ込んだオバケタイマーが、一回腹の上でバウンドし、それから顔に当たったから。
- ドラえもんはのび太を揺すり起こした後、目覚まし時計も見せて目を覚まさせた。またその後、教室でのび太が先生に怒られる様子をジャイアン達がクスクス笑う描写が描かれている。