概要
「気がふれ茶った会」において、帽子屋、ヤマネ(ネムリネズミ)とひたすら茶をすすり続ける。
テニエルの絵では、頭に麦わらが刺さっている。これは当時、「バカ」を指す記号であったらしい。
名前のモデルである、「as mad as MARCH HARE」(三月ウサギのようなきちがい)という言い回しについて、マーティン・ガードナーは「ウサギは一年中発狂(いわゆる色きちがい)し」ている点を指摘し、十七世紀頃まで「as mad as MARSH HARE」(沼地ノウサギのようなきちがい)という言い回しがあり、それが訛った可能性を示唆している。