ふっ、スマート!
cv:泰勇気
概要
第2期である「クロノ・ストーン」から登場する200年後の未来の意思決定議会「エルドラド」に所属する過去改変の実働部隊『ルートエージェント』のひとり。
口癖は「スマート」でプライドが高くナルシスト。
作中の活躍
アルファやベータに続く3人目のボスキャラと言う事で彼ら以上の強さや恐ろしさを見せつけてくれる……と思いきや
- 事あるごとに「スマート」という単語を連呼
- 登場してからいきなりザナーク一人にチームを一度全滅させられた上、洗脳され手下化
- ボスキャラであるにもかかわらず必殺技・化身技共に登場しないまま試合終了
- 他のプロトコル・オメガは何度も戦って勝利を収めてるのに対し、彼らは初戦でいきなり敗北(それもミキシマックス状態で)
- 雷門戦の退場際に「ザナッ…」とザナークの名前すら最後まで言わせてもらえず、どこかへ飛ばされる
- 「マックでDS」のエルドラド組アームド資料の中で1人だけハブられる
- アーサー編以降のEDで謎のキメポーズ
- ギルとの試合の際、ザナークから顔面にボールをぶつけられる(通称「顔面パス」)
- やぶてん版では初登場直後にザナークからかかと落としをくらって鼻血を吹き出して気絶、そのままどこかへ飛ばされる
……等と大変香ばしい要素が詰まったお方であった。
そのためかファンの間やpixivでもいじられキャラとして定着しつつある。どうしてこうなった。
この通りいきなり任務をしくじった事で即刻再教育施設であるムゲン牢獄に送られ、ガンマの敗北でルートエージェント全員が倒された事でプロトコル・オメガは一旦解散。
エルドラドは最高戦力である『パーフェクト・カスケイド』の派遣を決める。
しばらく物語からはフェードアウトするがストーリー終盤、ムゲン牢獄の再教育を終え、エルドラドの真に敵対する国家転覆を目論むテロリスト集団『セカンドステージ・チルドレン』との政権を決める最終戦争『ラグナロク』に挑むため、エルドラドは雷門と共闘を決断。
他のルートエージェントが中心としつつも神童拓人がキャプテンを務めるエルドラドチーム2に選出される。
しかしチームはルートエージェント同士の派閥争いに加え、反雷門姿勢が唯一の共通認識という最悪な状態だった上に、試合前に因縁のザナーク・アバロニクが加入。まとまりのないチームにワンマンプレーに走るザナークによりチームは空中分解して前半終了時点でスコアは0-3、同胞であるルジクも負傷と絶体絶命に陥る。
(ゲーム版では当然ザナークに猛抗議をするがサカマキに「見苦しいぞガンマ」の一言で一蹴され「ぐうっ...スマート!」と引き下がるネタっぷりを見せる)
後半は神童の決死の説得とサカマキのヒントからの覚醒に伴い、キープ力を見出されオフェンスの機転となる大役を任され、アルファとベータと共に力を合わせた最強のシュートコマンド『シュートコマンド24・オメガアタック』で反撃の狼煙となる1ゴールを叩き込み、試合は大きく動き、最後は因縁のザナークが決勝点を上げて試合終了。
試合後に感謝を伝える神童を見てご満悦になりながら「僕がキャプテンだったらもっと楽に勝てただろうけどね」と相変わらずナルシストでプライドの高さを見せエルドラドチーム2としてのプレーを終えた。
...が、ギル戦のスタッツは
- アルファ
1ゴール(オメガアタック)、1アシスト(神童)
- ベータ
2ゴール(オメガアタック&単独ゴール)
- ガンマ
1ゴール(オメガアタック)
とエージェントで最もインパクトが弱かった。
キープ力を活かして攻撃の起点になっていたとはいえ、この数字はあんまりだ。と思われたとか思われてないとか。
しかしギル戦で負傷したルジクに真っ先に駆け寄ったり、ギャラクシーではガリング、ダーナ、バハムスの説明文にてガンマへの尊敬の念や信頼を寄せている記述があり、彼の仲間思いな一面やカリスマ性の高さが窺えた試合になったのは間違いなく、サカマキのガンマ評価は「アルファの完全上位互換」といえるものだったり、ネタ抜きの見せ場は割と残しているのは一考されたし。
その後は最終決戦を控える時空最強イレブンのロッカールームに現れ、プライドを捨てて時空最強イレブンに全てを託した事を伝え、試合をスタジアムで見守っていた。
ゲーム版のエンディングでは私服姿で弾けんばかりの笑顔のアルファとギリスと仲良さげにして、ガールズトークに花を咲かせるベータとメイアら友達とスマートな休日を楽しんでいた。
ゲームでのご活躍
ゲームのストーリーでも例によってネタキャラブームは健在だが、肝心の選手としての性能はかなり高い。
『GO』シリーズでは最強FWとして白竜が上がりがちだが、ガンマは『GO2』においては林属性のFWでは最強格の戦闘力を誇る即戦力級の選手である。
キックの値はプロトコル・オメガ歴代キャプテンの中でもトップクラスであるのに加え、習得技は一致属性と無属性の技しか覚えない潔いまでのアタッカー。
更にキープ力抜群設定を拾うかのようにドリブル技も強力な『オールデリート』持ちの為、何もカスタマイズしなくともミキシマックスアームド状態にすれば冗談抜きでオフェンスで無双できる。
これはドリブルに不安を抱えるアルファやベータでは多少カスタマイズしないとガンマ程の無双はできない。
最強の無属性シュートと属性一致の中堅シュート、強力なドリブル技でストライカーとして技構成が完成されており、スキルで2枠を埋めても1枠自由枠が出来るのでカスタマイズ性も高いのが魅力的。
ミキシマックスのベストマッチ相手はザナークで、ミキシマックスすると洗脳時と全く同じ姿になる。ベストマッチによる補正に加え、対戦では必須級のスキル「ちょうわざ!」を持ってこれる為、ストーリーでの噛ませっぷりが嘘のように活躍してくれる。
テクニック値の補正に関しては自力スキルのテクニックプラス10や各種装備品、無属性の攻撃力の補正に関しては「むのこころえ」の習得をオススメする。
『ギャラクシー』ではストーリークリア後に洗脳バージョンがスカウト可能となっている。更にガンマストライクがロングシュートに強化された。
必殺技
- シュートコマンド13(ガンマストライク)
光粒子が集まったボールが空中で大爆発する技。アニメ未登場だが、『イナズマイレブンGO ストライカーズ2013』では化身アームド技として実装された。
名前の由来はもちろん「ガンマ線」から。
- テクニックプラス10
- オールデリート
両腕を合わせて対象を一旦消し去り、フィンガースナップで昏倒させて突破。
- シュートコマンド24(オメガアタック)
ムゲン牢獄内の特訓で取得したアルファ・ベータとの合体技。
ボールに結集したプリズムを蹴り込み、七色の光線を放つ。なお、技名の読み上げは野島裕史氏の電子音声ではなく、3人が一斉に行う。
ゲームでは無属性最強の威力を誇る。
化身
名前は迅狼リュカオン。 胴の長い狼のような形をした化身。
モデルはギリシャ神話に登場する人物リュカーオーンと思われる。
化身技はリュカオンに騎乗して風雷を纏い、縦横無尽にフィールドを掛ける「オフェンスコマンドK06(シップウジンライ)」。残念ながらアニメ未登場。
また、化身アームドも放映後しばらくして公開されたゲームPVで披露しており、『イナズマイレブンGO ストライカーズ2013』ではめでたくボイス付きで実装された。
亜種に風属性の「疾風の白虎」が存在するが、フォルムは全く異なる。
関連タグ
彼を検索する時は「ガンマ」と名のつくキャラクターは他にも多いので「イナズマイレブン ガンマ」と検索する方がいい。