A.B.A
あば
プロフィール
概要
家庭用版『ISUKA』で初登場。その後、『XX/』で復活参戦した。
病的に白い肌と赤色に映える髪を生やし、全身に巻いた包帯と大きな鍵が特徴的な女性。動く度に体中から血を流している。こんな人が居たら普通に怖い。
結構露出の多い容姿なので、アクセルからは「斬新なセクシーファッション」と評されている。
研究機関『フラスコ』によって造り出された人造人間であり、外に出るまでは研究施設跡地に独りで暮らしていた。
血液には水銀が混ざっている。とても体に悪そう。
フラスコの中で孤独に暮らしていたが、施設内の一室に封印されていた魔性の戦斧「フラメントナーゲル(=パラケルス)」を偶然に発見し、彼に一目惚れする。
そして恋する乙女となったA.B.Aは勝手に「パラケルスの妻」を名乗り、パラケルスに人間の体を与えるべく、フラスコを飛び出しその方法を模索し始める。
STRIVEでは閉鎖的な所から出て以降、新たに「自分を飾る」のを楽しみにするようになった結果、頭髪周りを薄緑のロングヘアーにしつつカチューシャを着けている他、服装も包帯の上からジャケットを羽織るようになった。
性格
超が付く程の根暗で、オマケにビビりで人見知りが激しい。
戦闘中のボイスも不鮮明かつ聞き取れない小さい声量に終始しており、何を口にしているのかよく分からないのもしばしば。
諺に関しての知識に自信があるようで、何かと披露する……が、全部微妙に間違っている。
生まれながらに高い知能と多くの知識を持っている為、自分を〈人間以上の高等存在〉と思っており、基本的に人間を見下している。
思い込みが激しい一面があり、特にパラケルスへの愛情はいわゆるヤンデレに近いレベル。パラケルスが強者と出くわして闘争本能に駆られると、その相手に嫉妬し「浮気相手」と断じて追い払おうとする等、パラケルスを盲目的に慕っている。
筋金入りの「鍵マニア」で鍵の形をした物なら、手当たり次第に蒐集してしまう(これはA.B.Aが「鍵は『外へ出る行為の象徴』」と見ている為)。
パラケルスに惚れたのも、上記の思考(嗜好?)によるところが大きい。
ゲーム内での性能
公式から「最弱と最強が同居するキャラクター」と明言されている通り、通常モードは移動性能・攻撃アクションの双方が全体的に動きが遅く、その上基礎火力も最低。
一方で『諸刃モード』と呼ばれる独自のシステムを持ち、特定の必殺技あるいはコマンド入力で、パラケルスに輸血パック(あるいは攻撃を受けた相手)の血液を呑ませて発動する。
発動すると通常時と一転し攻撃力と移動速度が急上昇すると、事実上の別キャラクターと化す(特に分かりやすいのはダッシュアクションで、通常モードはフロントステップだが『諸刃モード』ではランに変化する)。一気呵成に攻められるようになった反面、諸刃モード中は攻撃を当てる毎に体力が減っていくリスクを伴う。モードは一定時間の経過か、特定の必殺技によって解除され、必殺技で解除した場合にのみ、諸刃モードで減少した体力が還元される。
2つのモードの使い分けに加え、限られた輸血パックと『諸刃モード』の時間とそれに伴うライフの減少と回復等々の管理が鍵を握るキャラであり、波に乗れば強烈な強さを発揮するものの、上手く乗り切れないと手も足も出せないまま負けるのもザラにある。
こうした性能からザッパ共々ダイアグラム判定不可能とされ、プレイヤー自身の腕前に全てが託される、キャラクターへの愛が試されるキャラクターとなっている。