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銀歯の編集履歴2024/03/24 22:02:19 版
編集者:楽川
編集内容:関連項目など追記
センシティブな作品

を含む合金を使い、銀色である事から「銀歯」と呼ばれる。主に以下の2種類がある。

亜鉛水銀合金によるの詰め物。

1980年代頃まで、歯の詰め物の主流であった。水銀については無機水銀であり、水俣病などで知られるメチル水銀とは異なる。

無機水銀は、当時は安全とされていたが、アマルガムに含まれる水銀が溶けて少しずつ体内に蓄積し、健康被害につながる危険性を指摘する声がある。

また、金属アレルギーの原因となる可能性も指摘されており、日本では1990年代頃からは使用されなくなり、2016年には保険診療からも外されている。禁止されている訳ではないが、後述の水銀を使用しないパラジウム合金が登場したこともあり、現在の日本で、銀歯にアマルガム合金を選択する意味は無い。

諸外国では、アメリカイギリスなどでは、2022年現在も禁止はされていない。EUにおいては、2017年に「2030年までに段階的に廃止する」という規則が定められている。

上記のように、先進国でも禁止されていない国があるなど、そこまで神経質になる必要はないとされる。ただ、気になるようなら、歯医者にて外してもらい、さらに安全とされる材料で詰め直してもらうことは可能である。

歯を詰めた当初は銀色であるが、徐々に黒ずんでくるため、素人目にも分かりやすい。

金銀パラジウム合金

パラジウムからなる合金。アマルガム合金に代わって用いられるようになった。

金属であるため強度が高い。近年、歯の詰め物は、白いため審美性を損なわないレジンが使われることが多くなっているが、力のかかる奥歯などでは、現在もパラジウム合金が使われることがある。

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