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編集者:ハニワ
編集内容:漫画版を中心に加筆

概要

機動警察パトレイバーに登場するロボット「レイバー」の機種。

登場人物の篠原遊馬曰く『輸出用の強力なヤツ』『タカアシガニ』。

機体概要

篠原重工所沢工場謹製、型式番号は97式TFV-EX。

全高8.85m、重量13.26t。

「クラブマン」の輸出仕様機。中東やアフリカでは軍事用にも使われているらしい。

型式番号の“EX”が示すのは、先に販売されている通常版クラブマンの発展型という意味で、「ハイレッグ」の名の通り通常のクラブマンより脚が長く背が高い。

四本の走行用兼作業用マニピュレータを搭載し、それぞれに走行用ギア(タイヤ)を備え付けているため整地走行性能が高く、これが破損してもマニピュレータを可動させての歩行が可能。

水上航行が可能で劇中では隅田川を遡上している。

劇中における描写

漫画版

 第1話でイングラムと最初に交戦したレイバー。

水中航行能力を活かし隅田川を遡上。柳橋付近で第1小隊所属の95式(211号機)と交戦し上陸を阻止される(警察発表)。吾妻橋から上陸後、待ち受けていた212号機、213号機を文字通りに一蹴、中破させる。

その後鶯谷駅前で第2小隊所属の222号機からの銃撃を受け走行ギアが破損。移動した浄明院前で221号機と遭遇、格闘戦となる。

格闘戦でイングラムに脚一本をもぎ取られても体勢を立て直し、その脚で思い切り殴られてなおバランスを崩すことなく立ち続けていた。これを見たイングラムを擁する特車2課第2小隊の後藤隊長に、「篠原重工のオートバランスは逸品だよ」と言わしめている。

この背景には劇中では先に同系機のクラブマンが事故(を装った地上げ目的の破壊活動)を起こしており、搭乗者が「レイバーの品質不良」を主張しメーカー調査に発展していたために、同じ篠原重工製のイングラムにもバランサーへの疑義が生じていた。結果的に、最初の敵であるクラブマン・ハイレッグが身をもって懸念を払拭してくれるという筋書きになっている。

TVアニメ版

石油プラントで第1小隊のピースメーカーと第2小隊のイングラム、稼働機計4機を敵に回して大立ち回りを演じ、これを仕留めた泉野明アルフォンスを含めた全車を小破ないし中破させている。

人気

この手の商品の「売れ筋」である人型では無いが、その特徴的フォルムと意外な強さから、登場回数の少なさにもかかわらず人気が高い。

旧OVA及びTVアニメ版並びに漫画版と、それぞれ要所でイングラムと対峙しており印象が強いのも、人気の一因と考えられる。

蛇足

イングラム2号機は、これとの交戦の度にどこかがもげている。

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編集者:ハニワ
編集内容:漫画版を中心に加筆