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忍びの国の編集履歴

2012-09-10 20:04:49 バージョン

忍びの国

しのびのくに

「忍びの国」とは、和田竜による歴史小説作品。坂ノ睦による漫画版も小学館から出版されている。

概要

時は戦国。伊賀国は、小国ながらも忍び働きによって勝手気ままな暮らしをしていた。そんな伊賀国で随一の腕を誇る無門は、怠け者ながらも女房のお国にどやされ渋々仕事をこなす日々を送っていた。そんなある日、無門は百文の報酬で他家の忍びを殺める。しかし、それが伊賀の忍び軍団と伊勢の織田信雄軍との壮絶な戦いのきっかけとなるとは、この時は思いもよらなかった---。

登場人物

無門

伊賀国一の忍び。二刀を使い、その斬撃は目にも止まらないほど。性格は怠け者で飄々としており、斜に構えている。その一方で殺しや裏切りには全く罪悪感を抱かない残忍さと、目先のことしか頭にない単純さを持つ。ただお国には頭が上がらず、いつも彼女の機嫌を伺っている。

お国

無門の女房(予定)。元々は安芸国の武将の娘で、ある任務で一目ぼれした無門に攫われ、金銭的な苦労をさせないとの条件で女房となった。武家の出身であるため、伊賀者の価値観には馴染めないでいる。美人だが気位が高く、(武家から見ると)稼ぎの少ない無門にいつも文句を言い、稼ぎがよくなるまで夫婦になるのは認めないと無門の家を占拠している。

文吾

伊賀の地侍百地三太夫に仕える下人。自分の命を第一とする性格で、殺戮を好み、嘘や裏切りを平気で行い、仲間を見捨てることに躊躇も罪悪感もない。ただしこの性格は彼一人に限らず、伊賀者ほぼ全員に共通する価値観。無門をライバル視しているが、その腕には大きな差がある。後の石川五右衛門

下山平兵衛

伊賀の地侍下山甲斐の嫡男。無門が互角と認めるほどの二刀使い。殺しを嫌い、身内や敵にすらも情けをかける性格で、伊賀者としては「変人」。百地家との合戦で無門に弟次郎兵衛を殺されるが、それに対して恐ろしい程無感動な父や伊賀者たちに絶望して出奔。織田信雄に伊賀攻めを進言する。

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