CV:國村隼
地下世界でインコ達を支配していた皇帝の格好をした恰幅の良いインコ。
考える力を無くしてしまったインコ達を統率し、部下からも信頼が厚い様子をみると、相当カリスマ性の溢れる人物だったと見える。
プロデューサーの鈴木敏夫は「宮さんは自分がインコ大王で、なりたかったもう一人の自分は眞人だ」と宮崎駿監督自身が言っていたと「SWITCH 8月号」で語っている。
自らが悪役に立つことによって、「君たちはどう生きるか」という物語を終焉に導いたのではとSWITCH 8月号で小説家の池澤直樹は考察している。
横暴で自分を実際よりも、大きくカッコよく見せた彼だったが最後は収まりがつかず世界の安寧を守る積み木をバラバラに切り刻んでしまった。