概要
「値段」とは、売買の時の、売値・買値の金額。売買の相場。価格とも呼ばれる。
身も蓋もなく言えば、お店に行って「300円(税抜)」などと書いてあるのがそれ。
元の量が多かったり多く購入する、賞味期限が近い、売れ残りなど条件によって割引になったり1つ無料になることもある。副次的にポイントカードが溜まることも。
値段決定
様々な要因が絡み合って決定されるため、高価であってもぼったくりとは限らない。
- 供給・・・単純な生産量や製造の容易さ。多すぎると売れ残る。
- 需要・・・顧客や世間の購入意欲。多すぎると多少高くても売れるが、転売される。
- コスト・・・原価・原料、製造、物流、店の光熱費やスタッフの人件費・給料
- 品質・性能・ブランド価値をはじめとした信用。
- 他社・市場の存在や競合、値下げ競争など。これがないと殿様商売になることも。
- 輸入品や原料を輸入する場合など、関税や為替の上乗せや変動。
- 税金や景気、旬や季節もの。
- 深夜・24時間の迅速な対応が必要なサービス。
- 作業における危険度、業界の人手不足。
非常に安価であれば消費者には嬉しいが、商売としてはあまり儲からないため薄利多売とも呼ばれる。家電や自動車などは非常に高額だが売れにくく、割と周辺サービス等で稼いでいる部分もある。
その他、顧客の予算に応じて様々な料金プランが用意される。
安い値段にだけ釣られて購入すると痛い目を見る
妙に安価であったり無料であるなど、一見コスパが最高なものであっても「安かろう悪かろう」「安物買いの銭失い」となる。ひどい物では詐欺や不良品を掴まされるといったトラブルもある。安いものには安いだけの理由があるのだ。
契約など、「店員さんのほうが詳しいから全部任せれば大丈夫」と質問に頷くだけいうのも危険。相手が悪意を持っていないという保証はなく、よく見たら不安を煽って不必要な機能やプランを付与されている場合もあるため、携帯電話など今すぐに確認してみるのも良いだろう。
素人が不得意な分野の値段に関して「調べるのが面倒」なんて、相手からすればカモでしかない。