概要
販売するために店頭には並べられたが、売れることなく残った商品のことである。
売れ残り自体はよほどの人気店でもない限りどの店でも起きうるが、山積みとなった在庫など経営者が目を覆いたくなる、空間を大きく圧迫し採算度外視でも捌きたくなるような惨状となることも。
理由
- 需要と供給のミスマッチ
- 値段設定を見誤り、購入されづらかったり他店を利用される。
- 天候が悪く客足が悪い、その季節や旬ではないなど時期的なもの。
- 広告・CMといった周知がイマイチ。
- 稀に風評被害などで売れなくなる場合もある。
…など、売れ行きが予想を大きく下回った場合に起こりやすい。日常的に使われる消耗品ならまだしも、物によっては再利用や転用が難しく、処分費用もバカにならない。
食品などは賞味期限もあるが、閉店間際に割引シールが貼られると同時に商品が消えていく様子は多くのスーパーなどで見られる。
その他
転じて、結婚の意思がありながら結婚適齢期を過ぎても結婚できない人のことを「売れ残り」と呼ぶ。なお、この言葉は女性のイメージが強いが、男性も該当する。
「残り物には福がある」ということわざもあるように、あえて売れ残りを狙っていくような人もいる。
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