「必ずみんなを守るよ」
村を守る若きウルフハンター。
むかしむかし、ある村にはたくさんのウルフハンターがおったそうな。オオカミと村人の殺し合いはとどまるところを知らず……いつしかモントリヒトは独りぼっちになっていたという。
プロフィール
日本語名 | モントリヒト |
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英語名 | Mondlicht |
中国語名 | 红斗篷 |
CV | 紡木吏佐 |
種 | 神秘学家 |
誕生日 | 1月1日 |
誕生地 | 神聖ローマ帝国 |
活動年代 | 15世紀半ば |
活動地域 | 神聖ローマ帝国 |
年齢 | 10 |
ミディアム | 銀の弾丸 |
本源 | 憎しみを孕む銀硝[岩] イービルビーストハンター |
香調 | ウッディフルーティーフローラルノート カシス カリン モミ ウォーターリリー ムスク |
サイズ | 高さ:126.01cm、幅:117.00cm、奥行き:28.02cm |
持ち物
- ウルフハンターのマント
何世代もの人々の血で赤く染まったマント。長い戦いの中でボロボロになりながらも、誰も繕おうとしない。このマントは、血と犠牲の象徴であるから。ハンターたちは忘れない。涙の一滴も、癒えることのない傷もそれは今も復響の日を待っているのだ。
- 弾丸:銀の月
価格:咬噛銭貨x36
「Mondlicht」の文字が刻まれた銀の弾丸。奇跡のような職人の技術で作られた繊細で美しい逸品。機械で生産された物よりも優れている。インタビューゲストによると、この特殊な弾丸を作る銀鉱石は月から落ちてきたものらしい。現地の人たちは悪獣を追い払う力があると信じているという。
価格:雨の雫x2
奇抜な形の斧、あるいは斧と銃を合体させた物。これを持ち上げて敵に照準を合わせるには相当な力とテクニックが必要だ。敷居が高く、誰にも使える武器ではない。どこからどう見てもハンドアックスには見えないが、インタビューゲストは「ハンドアックス」と呼んでいる。
キャラクターストーリー
- 最初の夜
狼が来た。
奴らは柵と塀を越えて、人家に忍び込む。
閑散とした貧しい村は、あの夜だけ明かりがつきっぱなしだった。
人々は悲鳴の中で目を覚まし、子どもたちは泣き叫び、狼の遠吠えは丸い月まで届きそうだった。
血は小川に流れ込み、曲がりくねった惨劇を物語る。
あの夜、ウルフハンターが誕生した。
森に入った猟師の男たちは全員死んだ。
まだ弔いが済んでいない霊堂の中で、祈りの低語が溢れている。
喪服に身を包んだ女たちはマントを羽織り、猟銃を携えて夜の中に飛び込んだ。
21発目の銃声が鳴った後、わるいオオカミどもは森の奥へと引っ込んだ。
どのマントもわるいオオカミの血で真っ赤に染まった。これは、血で血を洗う反撃だ。
祖母と母親と姉妹と娘でできた守備隊は村が唯一寄りかかれる塁壁だった。
この脆い揺り籠を毎晩、銃を抱えた女たちが守った。
夜が明けて、わるいオオカミが森へ帰るまで。
- 苦戦
そして時が過ぎ、尖った月が空に昇り、また沈んだ。
わるいオオカミは次々と死んで、ウルフハンターも同じだった。
女と野獣の骸は共に森の中で腐り、灰へと変わる。最初の夜と同じ、血は敵味方なく混ざり合った。
そうやって100年が過ぎ、当時末っ子だった娘も今や「おばあちゃん」になった。
夫を失い、娘や兄弟を失い、彼女は最も頼りになるハンターとなった。
「いいこね...あなたは最後、最後の一人だよ・・・」
猟銃をまだ幼い孫娘に渡し、指で若い皮膚を擦り、血の跡を残した。
そう遠くない所から聞こえるオオカミの雄叫びには喜びが滲んでいる。
直に訪れるウルフハンターの絶滅をはしゃぐように。
「絶対に、あの汚らわしい畜生どもを村に入らせては・・・ならんぞ・・」
「一匹残らず殺すよ、ばあちゃん。ばあちゃんのために、リリアンのために、トムソンと小さなロバートのために。今までに流れた血のために・・・」
幼い女の子はオオカミの血が染み付いたマントを羽織り、猟銃を抱え、際限なく続く空の闇を見据えた。
「おやすみなさい」
- 血の代償
モントリヒト:...誰だ!?
パンドラ・ウィルソン:驚かせてすみません。ただの神秘術ですよ。さあ、銃を仕舞ってください。貴方を傷つけるつもりはありませんから。
モントリヒト:・・・ごめん。ぼくは警戒を解くわけにはいかないんだ。あのオオカミどもは...大きくてわるくて、すごく危険だから、少しの油断が命取りになる。
パンドラ・ウィルソン:その若さでハンターを務めるのは大変だと思いますが?
モントリヒト:こうするしかないから。
パンドラ・ウィルソン:村のために?
モントリヒト:それだけじゃない。あと・・・復讐も。ハンターの背中には憎しみが刻まれている。彼女たちが森に飛び込んで、あの臭い獣どもに噛みついて放さないのは、全部、今までに流れた血と、憎しみのためだよ。
パンドラ・ウィルソン:しかし結末のほとんどは死です。苛烈な感情は貴方たちの神秘術を刺激すると同時に、理性をも失わせてしまいます。
モントリヒト:おまえには分からないから。川のように流れる血も、胸を切り裂く家族とともだちの悲鳴も。血は、血で償ってもらうしかない。
性能面
通常スペルが範囲攻撃で構成されたアタッカー。
集団戦や複数の敵を同時に倒すギミックを得意とする。一方で単独戦やダメージを与えてはいけないタイプの敵がいるステージは苦手。
打たれ強くはないものの、アルティメットで自己回復できるため意外と粘り強く戦える。
『シルバーバレット』はバトル開始時に一発、その後3ターンごとに一発ずつ追加されるスタック式の強化状態。
モントリヒトが攻撃すると弾丸を1スタック消費し、メインターゲットに3ターンのリアル防御力-20%デバフを与えられる。
可能ならパーティーのダメージタイプをリアルで固めたい。