概要
オットー・オクタビアス/ドクター・オクトパスと並んで、本作の主人公の1人。
東京の女子中学生。14歳。
性格など
気弱ないじめられっ子なのだが、本人は「自分の役割」「いじめられていない」と認識していた。ヴィランであるオクトパスのことも「本当はいい人」だと言い、過剰なほどに性善説を唱える。
伯母から教わった「小さな力でも小さな親切を」が信条。
家族と過去
伯母と暮らしており、伯父は亡くなっている。
亡くなった伯父は元は法律の仕事(描写の上では超凄腕の弁護士あるいは弁理士)をしていたが、乙葉が幼い頃には辞めておりたこ焼きの屋台(ワゴン)をしていた。乙葉も伯父存命の頃には屋台の手伝いをしており「たこ焼き神」と謳われた叔父のたこ焼きスキルを受け継いでいる。
しかし、たこ焼きワゴンの常連であった当麻博士(当麻多華の実父)が、自らの研究と開発試作品を出資のカタとしてアクロス社に奪われる事態が発生。伯父は当麻一家の窮地を見過ごせず「寝た子をアクロスに叩き起こされて」弁理弁護に復帰するが、その最中、事故に巻き込まれ、伯父は当麻博士もろともに帰らぬ人となった。
劇中の経緯
ある日、トラックに轢かれそうになった猫を助けるために事故に遭い、意識不明となる。時を同じくして、ニューヨークではオクトパスがスパイダーマンとの戦いの最中に人格の転送を行い、謎の混線が発生。なぜか乙葉の身体に彼の意識のみが入り込み、同居状態となった。
肉体の主導権は基本的にオクトパスにあるが、乙葉側も多少の干渉ができる。専用の髪飾り型精神波分波器を使うことで2人の間で意思疏通が可能で、人格の切り替えもそれで行う。逆に言えば、髪飾り無しではどちらか片方に固定されてしまう。これ以外にも、アームシステムの映像装置を通じて会話が可能。
通学カバンに仕込んだ4本のチタン製アームを自在に操って戦う。
本人の性格上、攻撃の意思は皆無に近いが、自身や仲間を守ることには力を発揮する。
物語開始時点では長髪メカクレだったが、すぐにオクトパスによってぱっつんカリアゲ(ぶっちゃけ、ワカメちゃんカット)に変えられてしまう。