プロフィール
フルネーム | ランドール・ボッグス(Randall Boggs) |
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登場作品 | モンスターズ・インク / モンスターズユニバーシティ |
キャスト | スティーヴ・ブシェミ(日本語吹替版:青山穣) |
誕生日 | 3月26日 |
概要
「モンスターズ・インク」に登場する、8本の手足を持った紫色のトカゲのような姿が特徴なモンスターの男性。カメレオンのように体色を周囲の風景と同化させる能力を持つ。
怖がらせ屋としての実力は高いが、性格は陰湿で狡猾。
社内ではサリーに次ぐ業績第2位の座におり、1位のサリーを常にライバル視し嫌味な言動が絶えない。己が名を上げるためなら手段を選ばないという冷徹な一面も持つ。
「聞こえる?風向きの変わる音…」
温厚で社交的に成長したサリーとは異なり性格の起伏が激しく、アシスタントのファンガスを威圧的な態度でこき使う等、横暴な振る舞いが目立ち、社長以下社員からも業績以外はあまり評価されているとは言い難い。
各作品の動向
モンスターズ・ユニバーシティ
モンスターズ・インクの前日譚である大学時代は前作より小柄で、水々しさと彩度が増している。
眼鏡をかけており、現在の雰囲気とは真逆な気弱そうな外見。性格も気さくで真面目であった。
驚くと不本意に体色を周囲の風景と同化させてしまうクセがあり、本人はコンプレックスに感じていた。
本来は近視であるのだが、ルームメイトとして対面したマイクに能力とのミスマッチ(体が透明になっても眼鏡はそこに浮いたまま)を指摘されて序盤で眼鏡を外し、後にその目つき(低い視力を補おうと細めた人相の悪い眼差し)が彼のトレードマークとなる。
一方で、最終的に仲が良かったマイクを落ちこぼれと一緒にされたくないから突き放すなど上昇志向も強く、透明化の能力よろしく何色にも染まりやすい。
物語後半で起こったある出来事をきっかけに、周囲からに恥をかかされ、サリーに執着するようになる。 そして彼は上記の通り、ヒトの道さえ踏み外す程に黒く染まっていってしまう事になる。
モンスターズ・インク
サリーを蹴落とし自らが業界のトップに君臨するべく、業績不振で追い詰められ「人間の子供を誘拐し、装置で強制的に悲鳴を搾取する」という違法手段に踏み切った社長の陰謀に加担。
人間の子供ブーをモンスターの世界に連れ出すが、直後やってきたサリーから隠れた結果、ブーは彼の元へ行ってしまい、人間界へ返そうとするサリー達を妨害しながらブーをつけ狙う事になる。
最終的にサリーを絶体絶命のピンチに追い込んで痛めつけるが、その光景に恐怖よりも怒りが勝ったブーの不意打ちによって叩きのめされ、サリーとマイクに捕まってドアの向こうの人間界へと放り込まれ、追放されてしまう(ドアもバラバラに壊された)。
追放された先の家で、ワニが侵入したと勘違いした親子の母親にスコップで叩きのめされる所で出番は終了した。
ヴィランズだと非常にわかりやすく、黒幕であるウォーターヌースがヴィランズだとわかりにくくしている目くらまし役としても活躍している。
後日譚である東京ディズニーランドのアトラクション「モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”」では自力でモンスター界に戻り仕返しをしようとしていた。
キングダムハーツ3
本人曰く「親切な誰かさん」が、追放された場所のドアを直した事によってモンスターの世界へと帰還。サリーたちへの復讐と同時に、アンヴァースの力で負の感情の永遠なる資源化まで目論んでいた。
姿を隠して一行を翻弄したが、戦闘派では無い上、折角用意した秘密兵器(謎の機械)もマトモに動かず、踏んだり蹴ったりであり、漸く協力者の力で動いたと思えばその協力もむなしく、久しぶりに行うサリーの脅かしに敗北。観念して捨て台詞を吐きながら同じドアに自ら入り、向こう側で映画同様の仕打ちを受ける羽目に。
直されたドアもキーブレードの力で施錠され、二度と誰にも使えない様に消滅した。
(ちなみに「親切な誰かさん」も騒動がひと段落した後サリーの咆哮の音圧で一瞬怯んだところを近場にあった扉の奥に投げ込まれ、その扉を取り外して近くの扉に投げ込み、またその扉を…と数度繰り返したのちに最後の扉をシュレッダーに掛けられ戻ってから無くされた。世界そのものから離脱できる存在なので支障はないが)
関連イラスト
モンスターズ・インク
モンスターズ・ユニバーシティ