概要
登場回:『仮面ライダーアマゾン』第13話「迫る!十面鬼!危うしアマゾン‼」(1975年1発11日放送)
演:北原和美
本編での活動
アマゾンらの行動を監視するため、人間の少女の姿をとって送られた赤ジューシャの女スパイ。
髪型はセミロング、黒い革の上下に、下から赤いセーター、白いマフラーといういでたち。
ゲドンの基地を探るアマゾンらの前に「父をゲドンに殺された」少女として現れ、行動を共にする。
獣人ヘビトンボの人質となるが、その行動に不審の念を抱いたアマゾンは正体を見抜いており、作戦が破れたと知るや本来の姿に戻り、変身前のアマゾンと四つに組むもののすぐに投げ飛ばされ、空中回転していずこへともなく去る。その後の消息は不明。
本編中最後に登場し、かつ唯一素顔を見せた赤ジューシャであった。
余談
- 演じる北原和美は前々作にもゲスト出演し、この際も(完全に洗脳はされなかったものの)デストロンの戦闘員服姿を披露している。
- ゲドン以外の悪の組織であれば、正体がばれ、任務に失敗した戦闘員は用済みとして引導を渡され、今回であれば幼虫段階にあったヘビトンボの「栄養分」にでもなるのが通例だが、この回の美里は自ら獣人の手を払いのけ、変身前とはいえアマゾンに挑んでいる。左様に最初から最後まで、ライダーシリーズ異例の地位の高さと生命保全率を見せた赤ジューシャたちであった。