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フェイクドキュメンタリーQの編集履歴

2024-06-24 22:54:52 バージョン

フェイクドキュメンタリーQ

ふぇいくどきゅめんたりーきゅー

フェイクドキュメンタリーQはYouTubeで不定期に配信されているモキュメンタリー動画。

新しいオカルト番組です。

(公式Xプロフィールより)


概要

「ゾゾゾ」ディレクター・皆口大地、「ほんとうにあった怖い話」などを手掛ける映画監督・寺内康太郎らによって製作されたモキュメンタリー。

放送中止となった番組や素人が撮影した動画などをスタッフが再編集した」というコンセプトで製作されている。


話自体はそれぞれ独立しているものの、「深読み」をすれば点と点が繋がるが如く共通点が見い出せる要素が存在している。

しかし、関連性の有無や視聴者の解釈を1%も否定したくない皆口の『(種明かしは)墓場まで持っていく』とチームで決めた」という発言から作中・作外で明確な答えが提示されることはなく、「解釈」も視聴したユーザーそれぞれで分かれている。


2024年6月現在、2シーズンが製作されており、シーズン1は全12話+EX、シーズン2は7話+EXが配信済み。

2022年8月22日には一部新規カットを追加した「緊Q特版」が配信されていた。


緊Q特版について

新規カットが追加されているのは上述の通りだが、配信順も以下のように入れ替えられている。

  1. Q3→Q6→Q5→Q7→Intermission(小休止)
  2. Q9→Q11→Q2→Q8→Intermission(小休止)
  3. Q4~Q10~Q12~Q1→「フィルムインフェルノ」告知

Q4からQ1までは各回のサブタイトル部分が編集され、シームレスになるように配信されている。

さらにQ12「ラストカウントダウン」に「13:雑踏」が追加されている。


そもそも「モキュメンタリー」とは?

「疑似」を意味する「モック」と「ドキュメンタリー」の混成語であり、フィクションをドキュメンタリーのように見せかけた演出による表現方法。

映像として古くは1945年のアメリカ映画「Gメン対間諜」から始まり、イギリスやベルギーなどでも製作されていた。

日本でも「放送禁止」や「大日本人」などのモキュメンタリー作品がある。


動画の内容

10~20分前後で構成されており、字幕も日本語・英語で両方用意されている。

ジャンプスケアもごく限られた回にしか存在せず、ジワジワ迫り来るJホラーを堪能することができる。


Season1

Q:1 フェイクドキュメンタリー/封印されたフェイクドキュメンタリー - Cursed Video

配信日2021/08/22動画リンク
あらすじとあるCS番組に寄せられた「見ると死ぬ呪いのビデオ」の情報。番組取材班であるディレクターとカメラマンの2人はその真偽を確かめるべく、閉店直前のビデオショップへと足を運ぶことになる。🎥

登場人物

  • ディレクター:CS番組のディレクター。男性。見ると死ぬ呪いのビデオを探す。
  • カメラマン:ディレクターの部下である男性。彼に同行したばかりに……
  • 店長:ビデオ店の店長。あまりレンタルされなかったビデオに奇妙な噂がついたことでそれに便乗していくことになる。

Q:2 深夜の留守番電話/深夜の不気味な留守番電話 - Strange Messages

配信日2021/08/29動画リンク
あらすじ女性の元にかかってくる迷惑電話。警察に「留守番電話にすれば証拠になる」と勧められて録音することになる。そして、深夜に録音された6件の不気味なメッセージに迫る。🎥

登場人物

  • 女性:Qスタッフに留守番電話のテープを送った本人。夜中にかかってきた電話に悩まされている。

Q:3 遺品/発見されなかった友人の遺品 - What the deceased left behind

配信日2021/09/12動画リンク
あらすじ薬物による自殺で亡くなった友人の慰霊で山を訪れる男女4人の集団。お参りを済ませ、捨てられたゴミを拾う彼らの目の前にはかつての友人が所持していたというバッグが落ちていた。🎥

登場人物

  • ナオト:故人。心を病み、薬物による自殺を図った。生前は「幽霊が見える」と話していたらしい。
  • 友人たち:ナオトの慰霊のために集まって山を登っている。率先してゴミを拾うなど優しい一面がある。

Q:4 祓 -はらえ-/この映像はお祓いを済ませておりません - Exorcism

配信日2021/09/26動画リンク
あらすじ霊能師・荒木が宣伝用に撮影したとされるビデオ。そこには奇行を繰り返す妻とそれが悪霊の仕業ではないかと心配する夫が映っていた。荒木は霊は大したものではないと断じ、除霊に移るのだが……🎥

登場人物

  • 荒木:霊能者。宣伝用の映像を撮影するために夫妻の元を訪れる。
  • カメラマン:荒木の助手。必要無い部分まで撮りっぱなしにするなどやや雑。
  • 夫妻:妻の奇行に悩まされており、荒木を頼ることとなった。

Q:5 鏡の家 - House of mirrors

配信日2021/10/24動画リンク
あらすじ撮影者は母の友人宅の「鏡」を撮影してきてくれと頼まれた。ごく普通の一軒家だったがそこは大量の鏡が置かれた不気味な家であった。🎥

登場人物

  • タカハシ:母に頼まれて鏡の家を撮影することになった男性。

Q:6 目的地/動画配信者が辿り着いてしまった最悪の目的地 - Bivouac

配信日2021/11/07動画リンク
あらすじとある動画配信者による映像。宿泊予定の山小屋に辿り着けずに迷ってしまった撮影者。野営をすることにした彼女が目撃したのは木の枝をテント上に組み合わせ、石を置いた謎の細工だった。🎥

登場人物

  • kana:アウトドア系配信者。道に迷ってしまったことで恐怖の一夜を体験する羽目になってしまう。

Q:7 或るブログ/オレンジロビンソンの奇妙なブログ - Obscure

配信日2021/12/05動画リンク
あらすじ写真加工業の会社に勤める青年「オレンジロビンソン」。彼と先輩はある日、「家族を驚かせたい」という理由で家族写真と顔が焼け爛れた女性の写真の合成依頼を頼まれることになるが……🎥

登場人物

  • オレンジロビンソン:写真加工業の会社に勤めている。名前はハンドルネーム。
  • 先輩:オレンジロビンソンの先輩。X氏の依頼を受けたことで精神を病んでいってしまう。
  • X氏:オレンジロビンソンと先輩に不気味な依頼を送り付けたクライアント。

Q:8 光の聖域/AM 02:16 FEB.04 2012 - Sanctuary

配信日2022/01/09動画リンク
あらすじ一本道の山道で何かから逃げる2人の男性。彼らが遭遇したのは顔を仮面で隠した白ずくめの服の不審者だった。🎥

登場人物

  • A:男性。何かから逃げている。白ずくめに捕まってしまう。
  • B:男性。何かから逃げている。白ずくめに捕まってしまう。
  • 轢かれた男性:A・Bの運転に轢かれてしまった人物。白ずくめに捕まってしまう。
  • 白ずくめの集団:顔を仮面で隠した謎の集団。

Q:9 献花/悪質なイタズラか?玄関先に置かれる献花の謎 - Flower Offering

配信日2022/01/16動画リンク
あらすじ「身近に起きた困ったこと」をテーマにしたインタビュー動画。「マンションの玄関の前に花束を置かれる」という男性の発言をきっかけに監視カメラを取り付けることにした取材班。花束と巻いていた紙を広げると……?🎥

登場人物

  • 女性スタッフ:インタビュアー。「身近に起きた困ったこと」を聞いて回っている。
  • 男性スタッフ:カメラマン。Sさんに監視カメラ設置を提案する。
  • Sさん:男性会社員。自宅前に置かれる花束に困惑している。

Q:10 来訪/東北地方に存在した幻の儀式・来訪の記録映像 - The Visit

配信日2022/03/27動画リンク
あらすじ東北地方の民間信仰の儀式「レイホ」。そこには得体の知れない現象が次々と映し出されていた。🎥

登場人物

  • 喪主たち:「レイホ」を行うために集った人々。この中の1人が口外を禁止している儀式の隠し撮りをした。

Q:11 似顔絵/【行方不明】この人知りませんか - The Portrait

配信日2022/04/10動画リンク
あらすじ地方のドキュメンタリー番組に出演した元警察官夫婦の取材と担当ディレクターへのインタビューを収めた動画。かつて似顔絵捜査官であった夫は軽度の認知症を患いながらも日課の散歩と鉛筆画を趣味としていた。🎥

登場人物

  • N:番組のディレクター。女性。
  • 秀男:美智子の夫。軽度の認知症を患っている。週に一度のデイケア以外は長時間の散歩と帰宅後の鉛筆画を趣味としている。
  • 美智子:秀男の妻。秀男の散歩に関しては特に関与していない様子。

Q:12 ラスト・カウントダウン - Last Countdown

配信日2022/05/01動画リンク
あらすじ様々な事情から封印された「12」の短編映像集。一度だけ放送された謎の番組・集団ヒステリーが発生した手書きアニメ・受け継がれる呪いのビデオ―――それらは一体何を意味しているのか……?🎥

Q:EX フィルム・インフェルノ - Film Inferno

配信日2022/08/28動画リンク
あらすじカップルが行方不明になり、数年後に遺品が山中で発見された。復元したビデオテープと写真にはこの世の常識では考えられない不気味な風景が残されていた。🎥

登場人物

  • 橋本ふみや:ルポライターの男性。カップル行方不明事件の遺品のコピーを世間に公表することを決めた。
  • 松永一良:失踪したカップル。何か思惑があり、洞窟探索をすることに。
  • 森瞳子:失踪したカップル。洞窟探索には乗り気では無い様子だった。

Season2

Q2:1 ノーフィクション - Nofiction

配信日2023/01/01動画リンク
あらすじ引き篭もり歴35年の女性に密着した取材映像。姉の失踪や両親からの虐待が彼女をそうさせたのだが話は支離滅裂で―――そして、亡くなった前ディレクターは一体何を見たのか?🎥

登場人物

  • 岡崎範子:引き篭もり歴35年の女性。外には出ず、買い物もネットショッピングで済ませている。
  • 福沢:死亡した前ディレクター。男性。
  • 田口:福沢の業務を引き継いだ新ディレクター。男性。
  • 穴井文子:NPO法人・自立支援施設「チャレンジガーデン」の代表の女性。岡崎を説得しようと田口と共に家を訪問する。

Q2:2 プランC - PLAN C

配信日2023/01/15動画リンク
あらすじ自殺するために集まった男女4人。彼らの奇妙なドライブは誰も想像できない結末へと向かう。この動画はカメラカバーが外されないまま録画された動画のため、音声と画像イメージのみで構成されている。🎥

登場人物

  • フクロウ:自殺のためにホクトに声をかけた男性。
  • ホクト:集団自殺の呼びかけ主らしき男性。
  • ラムネ:自殺のためにホクトに声をかけた女性。
  • しるし:自殺のためにホクトに声をかけた男性。

Q2:3 -(basement) - BASEMENT

配信日2023/02/19動画リンク
あらすじわずか4分の間に起きたエレベーター内での女性失踪事件。エレベーターは1階を過ぎても尚下り続けていた……🎥

登場人物

  • 女性:マンションの10階に住んでいると思わしき女性。何か訴えているようだったがカメラが音声を録音しないタイプのもので聞き取りは不可。

Q2:4 マインドシーカー - MINDSEEKER

配信日2023/04/23動画リンク
あらすじ民家のリビングで3人の男子がとあるテープを再生する。それはロシア語のナビゲーションと共に映し出された「超能力を開発するため」のビデオだった。🎥

登場人物

  • 男子A:坊主頭。B・Cから超能力ビデオを見せられることになる。
  • 男子B:セーター。既にビデオは視聴済み。
  • 男子C:カメラマン役。既にビデオは視聴済み。

Q2:5 怪談 - Passengers

配信日2023/08/06動画リンク
あらすじ元タクシー運転手兼怪談家の男性が遭遇した怪奇体験。怪奇体験の内容を交えながら男性は撮影者と共に当時の現場へ赴くことになる。🎥

登場人物

  • 前野:元タクシー運転手の男性。彼が体験した奇妙な客との出来事を話す。
  • カメラマン:今の前野にインタビューをするために現場まで同行した男性カメラマン。
  • 井沢:当時の前野と共に企画を組んだ男性ディレクター。

Q2:6 隠しリンク - Hidden link

配信日2024/01/21動画リンク
あらすじあるポッドキャストから始まった同窓会ページに隠された「リンク」の謎。そこには目を覆いたくなるような罵詈雑言が生徒へと向けられていた。更に隠されたリンクを辿っていくと同窓会とはかけ離れた異様な世界が広がっていた。🎥

登場人物

  • つっちー:ポッドキャスト主の男性。自称「各市役所に2人はいる顔」。
  • 今ちゃん:ポッドキャスト主の男性。最近テンションが上がった言葉は「機材席開放」。
  • カメヤマ:つっちーの大学の同期。彼の高校時代の同窓会サイトが全ての始まりとなった。

Q2:7 テイク100 - Take100

配信日2024/06/23動画リンク
あらすじ資産家の蔵から発見された全ての情報が不明の日本映画。内容自体は和服の男女が芝居をしているというシーンのみで延々とそれが繰り返されている。更に不可解だったのがそのテイク数だった。🎥

登場人物

  • 金森龍三郎:おもちゃ映画ミュージアムの代表。正体不明の日本映画の「フィルムに関しては未編集であること」「テイク数が異常なこと」ぐらいしか判明していないことを語った。
  • 和服の男性:役者。何かに怒り、部屋から出ていくという演技を延々と繰り返している。
  • 和服の女性:役者。男性が出ていくのを止めようとしながら見送る演技を延々と繰り返している。

Q:EX トロイの木馬(ニ篷ッ、ホタクヌロソョ)

配信日2023/10/06動画リンク
あらすじ24年現在で唯一の生配信された回。防護服を着た集団のいる一軒家。そこには銀色の箱が鎮座していた。彼らはここで一体何をしているのか……?🎥

登場人物

  • 撮影者:一軒家で撮影をしている男性。
  • 防護服の男性:箱を落としそうになったA、それを叱責するB、撮影者のスマホに気づいたCなどがいる。それぞれ男性。Cは外国人なのか片言の日本語を喋っている。
  • 女性:防護服(C)と一緒にいる女性。素性・目的は不明。

スタッフ

皆口大地

寺内康太郎

福井 鶴

遠藤香代子


単行本

2024年7月25日に単行本「フェイクドキュメンタリーQ~この人、行方不明~」の発売が決定した。

チャンネル内で人気の作品をベースにしたショートホラーと書き下ろし新作2本が掲載される。


関連タグ

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ホラー

モキュメンタリー ドキュメンタリー

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