「俺はこのタクトを示す方で生きていくだけ」
CV. 野島裕史
人物
兎桜マリンの知人であり、月世界で超有名な指揮者を目指す男。異名は「情熱のマエストロ」。35歳。
音楽用語を口癖とする。
カリスマ性があり、誠実な言動から周囲の人望も厚い。タクトを振るい、情熱的に「逃走中」に挑む。
猫には目がなく、大切な女性逃走者に庇われ助けられたり、無茶をする一面も。
ウォークライを使って疲弊した状態でマリンを助けに行こうとした。
洞察力も高く、石板探しミッションではタロット幻霧の占いとラクダが一頭もいないこと、そして轍から最後の石板がどこにあるのか推測していた。
西洞院ナギが「自分の不幸体質のせいで周りに迷惑をかけている」と弱音を吐いた時は「気にするな。君のような存在が意外なハーモニーを奏でることもある」と優しい言葉をかけたり、「君の運命は君のタクトで変えていけ!」と彼女を励ました。
『全音楽家の代表』として逃走中に出場していると豪語しており、賞金を得た暁には各地でチャリティーコンサートを開きたいと思っている。
ナギを逃がすために囮を引き受けてハンターから逃げている途中でペンタ・バッカーナに挟み撃ちにされてしまい、ジットンの魔法を受けて動けなくなっている間にハンターに確保され指揮棒を落とす形で送還される。
魔法都市ステージの終盤で指揮棒が無くてもルナと共にハンターから逃げるナギを見ている。
諦めずにチャリティーコンサートを開くためにトレーニングルームで特訓していた。
音楽用語
不協和音
『共和しない音』→『嫌な音(予感)がする』
音階
『音を一定の基準に従って高さ順に並べた物』→『音階が繋がった』→『答えが出た』
アレグロ
『速く』→『急いで』
モルトアレグロ
『非常に速く』→『大急ぎで行こう』
アレグロピアニッシモ
ピアニッシモが『とても弱く』なので、アレグロと合わせておそらく『慎重かつ急ごう』という意味だと思われる。
フォルティッシモ
『極めて強く』
おそらく、第1ミッション(石板探し)の時は『全速前進』、ウォークライ発動時は『(砂の魔神ラムルに)抗ってやる!』、『(ハンターに対して)吹き飛べ!!』という意味だと思われる。
ハーモニー
『和声(異なる音が同時になる状態)』→『(事態の)好転』、『奇跡』
タクト
『指揮棒』→ナギの身を案じていた時の台詞での『タクト』は『意志』という意味だと思われる。
ウォークライ
天候を操る。ラムルを倒す為に雨雲を呼び寄せたり、ハンターを吹き飛ばすほどの突風を起こすことができる。