U.A.F._Ready_GO!
ゆーえーえふれでぃごー
概要
正式名称は「U.A.F. Ready GO!〜アスリートのキラメキ〜」。
2024年2月24日に実装された、同作品の7番目の育成シナリオである。
基本的な流れとして、これまでの「アオハル杯」や「グランドマスターズ」のように各育成ウマ娘ごとに決められた目標レースを達成しながら、毎年6月末と12月末(ジュニア期は12月末のみ)に開催される総合スポーツ競技会「U.A.F(Umamusume Athletic Festival)」に参加する内容となっている。
主要キャラクター
シナリオリンクキャラクター
サポカに編成してトレーニングに参加していると、競技レベルの上昇量がよりアップする。
いずれも「何らかのスポーツに関連のあるウマ娘」という共通点がある(チケゾー→スポーツ全般に詳しい、ライアン→野球、ジョーダン→バスケットボール、ヤエノ→金剛八重垣流、トプロ→サッカー)。
なおチケゾーがシナリオリンク対象となっているため、チームシリウスのグループサポカは使用できない。
ゲームシステム
競技トレーニング
U.A.Fにむけて行われる新たなトレーニング。
トレーニングを行うことで、競技レベルを上昇させて半年に一度行われるU.A.Fでの優勝を目指す。
トレーニングによるステータス上昇は、左から他シナリオのスピード/スタミナ/パワー/根性/賢さに対応している。
また、トレーニング毎にスフィア(青)、ファイト(赤)、フリー(黄)と3つのジャンル分けられており、同じジャンル(色)のトレーニングが複数あるときに、そのジャンルのトレーニングを行うことで、他のトレーニングの競技レベルと対応したステータスが上がる。
例えば、スフィア(青)のトレーニングが3つある時にトレーニングを行うと、3つとも競技レベルが上昇する。
トレーニングは以下の通り。フォトスタジオでも演出を確認できる。
ジャンル | スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
---|---|---|---|---|---|
スフィア | マシンガンレシーブ | ヘルスイムシュート | マウンテンダンク | ムゲンリフティング | スナイプボール |
ファイト | ゴッドスピードカラテ | プッシュザダンク | ハリテパイル | ギガンティックスロー | ソニックフェンシング |
フリー | ハイパージャンプ | ハングクライム | ダイナミックハンマー | ライクアサブマリン | アクロバットアロー |
ヒートアップ
各ジャンルの競技レベルの合計値が50の倍数を越える度にヒートアップが発動し、各ジャンルに応じた効果がえられる。
ジャンル | 効果 |
---|---|
スフィア | 全競技レベルの上昇値に比例して、トレーニング効果が高くなる。 |
ファイト | トレーニングリンクの数に応じて、トレーニング効果が高くなる。 |
フリー | ヒントイベントの発生率上昇と、スキルヒントの獲得数が最大2つまで増える。(ステ上昇のみの場合は2倍分上昇) |
相談
ソノンエルフィーに相談することで、半年(12ターン)に最大3回までトレーニングのジャンルを変更することができる。
特定のジャンルの競技レベルを上昇させたい時や、トレーニングリンクの増加を行う時に便利であるが、上記の通り回数制限があるため、肝心な時に競技レベルが足りなくなる事態に備えて使いどころは考えておきたい。
U.A.F
半年毎に行われるイベントで、育成ウマ娘が各ジャンルの競技を行う。
競技レベルが一定以上になると競技優勝、それ以下だと突破となり、競技の優勝数が12以上で総合優勝となる。
また、全競技で優勝するとステータスとスキルポイント上昇に加えて体力回復の効果もあり、URA優勝後のステータス上昇も大幅に増える(具体的には限界突破補正無しで各ステータス+25の差)ため、是非とも全競技優勝を狙いたい。
基礎能力上限アップの比較(1200基準)
シナリオ名 | スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
---|---|---|---|---|---|
URAファイナルズ | +200 | +200 | +200 | +200 | +200 |
アオハル杯 | +100 | +100 | +100 | +100 | +600 |
クライマックス | 0 | +700 | 0 | 0 | +300 |
グランドライブ | +400 | +100 | +100 | +300 | +100 |
グランドマスターズ | +300 | +200 | +300 | +100 | +100 |
プロジェクトL'Arc | +400 | +400 | +300 | +300 | +100 |
U.A.F._Ready_GO! | +500 | +300 | +300 | +300 | +100 |
大豊食祭 | +550 | -200 | +500 | +500 | +150 |
プロジェクトL'Arcに引き続き合計+1500。
シナリオ進化スキルの登場
本シナリオが初登場の新要素。条件を満たすことでウマ娘固有の進化スキルの他にシナリオ固有の進化スキルを最大2つ取得できる。ただし本シナリオでは発動条件にマイル・中距離限定がつくため短距離・長距離育成時には進化させない方がよい。
他のシナリオとの違い
- 賢さトレーニングでの回復なし
恐らくこれが一番の大きな違いである。
賢さに対応するトレーニングを行っても体力が回復しない(友情トレーニングや都留岐が重なれば回復する可能性があるが、それ狙いで極端な賢さ編成をするメリットはない)ため、体力回復の手段が限られるようになった。失敗率も他のトレーニング同様となる。
また、休みやお出かけ、レースを選択する(保健室は対象外)ことにより、トレーニング機器のメンテナンスイベントが入り、競技レベルの上昇値が増えるため、今まで以上にタイミングが重要となる。
なお賢さサポカに付いている「賢さ友情回復量アップ」の効果は、このシナリオのみ「友情トレーニング発生時の体力消費ダウン」に変更される。
- トレーニング効果アップ方法の変更
トレーニング効果の上昇はU.A.Fでの各競技の優勝回数に応じて増加するため、強いウマ娘を育てるためには必然的に競技レベルを高める必要がある。
- トレーニング制限のデメリット増加
ゴールドシップやスイープトウショウなどトレーニング制限があるウマ娘は当初、同じジャンルのトレーニングが揃っていても、制限をかけられたトレーニングの競技レベルがまったく上昇しなくなるといったデメリットがあった。
…が、後にアップデートで制限をかけられたトレーニングでも色が合っていれば競技レベルが上がるように改正された。しかし、色が選べなくなるのは変わらないので、やはりデメリットではある。
- サポカ編成の見直し
これは個々人のプレイスタイルにもよるが、これまで主流だった「スピ3以上、賢1」や「根性3以上、賢1」のような偏らせた編成だと、各競技の優勝回数ボーナスのせいで早期にステータス上限に到達し易く、トレーニング機会が無駄になりがちという問題が発覚したため。
具体的には同タイプは2枚までが推奨される(これは当シナリオと同時期に実装されたSSRオルフェーヴルの固有ボーナス内容から推測するに運営も想定している)。
この満遍なく編成した方が良い仕様のために、スピ賢派は根性を、根性賢派はスピードを強化する必要に迫られ、更に『一周年での根性アプデ』以来日陰者だったパワーサポカが、スピード及び根性トレーニングでのパワーの上昇値が控えめになった(というより各トレーニングでのサブステータスの上昇が低くなった)ため重要性が増し、復権することとなった(サービス初期のスピパワ時代以来?)。
- 中、長距離の育成メインに
新シナリオ「収穫ッ!満腹ッ!大豊食祭」は短距離・マイル主軸の育成シナリオとステータス上限がスタミナのみ-200でS止まり(因子次第で伸びるがUG以上は不可)なので、特に長距離適性しかないウマ娘とって非常に相性が悪く、本シナリオでの育成がしたほうがよい場合もある(本シナリオでもシナリオ進化スキルがマイル・中距離のため注意)。
- シナリオ因子の細分化
これまでは「〇〇シナリオ」とつく能力アップ因子が本シナリオではスフィア・ファイト・フリーの3つに細分化された(因子獲得時に複数つくこともある)。また、1回の継承で3つが発動すると「アスリート魂」のヒントを獲得できる。このアスリート魂は単独のスキル因子としては登場しない。
余談
- トレーニング「ムゲンリフティング」はその名の通りリフティングを続けるというものなのだが、成功すると夕方まで付き合わされたパートナーが飽きて地面に落書きを始める。特に上述のSSRオルフェーヴルは根性タイプのため、威厳ある彼女が見せるギャップとして話題になったとかなってないとか。
- 同じくトレーニング「スナイプボール」で失敗するとボールが近所の家の窓を割ってしまい、パートナーが「こいつです」と言うかの如く育成ウマ娘を指さすのだが(ポーズも「人差し指で指す」と「手のひらを使う」のいずれか)、育成ウマ娘側の反応はキャラごとに異なる。「罪を認めてしょんぼりする」と「パートナーを指さして責任を擦り付ける」の2種類が存在。